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 中国文化センターは9月に「2022年中国観光文化週」オンラインビデオショーを開催し、農村振興、都市建設、黄河文化、シルクロード文化観光、無形文化財による貧困の削減などの動画を通じて、美しい中国の魅力を日本の皆様にアピールする。
 

2022年中国観光文化週ーー無形文化財による貧困の削減

 
 無形文化財による貧困の削減をテーマとした「巴馬」、「鐘水餃」、「私の師匠はカンフーおばあちゃん」、「西蔵は香りが隠れている」、「福建の無形文化遺産」と「赣鄱での記憶 美しき江西」などのビデオを御覧ください。
 

「巴馬」のビデオはこちらをクリックしてご覧ください

 
 「巴馬」のあらすじ:巴馬ヤオ族自治県は、広西チワン族自治区河池市に位置し、県内にはヤオ族、チワン族、漢族等の12の民族が集まって住んでおり、「世界の長寿の里、中国人の聖地」と呼ばれている。盤陽河の水は健康に有益な弱アルカリ性で、空気中の1立方センチメートルに含まれるマイナスイオンが7万個に達し、他の地区の数十倍だ。百魔洞は、イギリスの探検隊から「世界一の洞」と称えられ、地磁気が0.58ガウスに及ぶ。トウモロコシ、麻の実、カマス等の食べ物にも、長寿の秘密が隠されている。毎年数百万人が名声を慕い巴馬へ保養に訪れ、巴馬の健康なライフスタイルは新たなトレンドとなっている。
 

「鐘水餃」のビデオはこちらをクリックしてご覧ください

 
 「鐘水餃」のあらすじ:鐘水餃は100年の歴史があり、創始者の姓が鐘であることから名付けられた。主に紅油水餃と清湯水餃を提供し、そのうち紅油水餃はより人気が高い。餡には四川豚のモモ肉を使用し、生姜の汁、山椒水、塩等を加えて練り混ぜて作る。醤油は、徳陽口蘑醤油、赤砂糖、白砂糖等を使用し、さまざまなスパイス等を煮込んで作り、さらに牧馬山二荆条唐辛子、菜種油を加えた紅油と、温江ニンイクのみじん切りを添える。三日月のような形で、皮が薄く餡が柔らかく、旨味と辛さ、ニンニクの濃厚な香りの鐘水餃が出来上がる。一皿のシンプルな餃子は、腹を満たし食欲を満たして、日常の飲食の一部となり、地方文化の優れた顔となっている。
 

「私の師匠はカンフーおばあちゃん」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「私の師匠はカンフーおばあちゃん」のあらすじ:張和仙、女性、浙江省寧海県力洋鎮東園村に生まれ、幼い頃から武術を学んだ、張氏武術第八代伝承者。現在98歳と高齢ながら、毎日拳法の練習を続け「カンフーおばあちゃん」と呼ばれている。彼女の体格は痩せているが、顔色が赤くつややかで、かくしゃくとしている。自分の武術修行の経歴を話し出すと、ごま塩頭のおばあちゃんに元気がみなぎる。4、5歳の時に父親から言われて武術を学び始め、毎日練習し「削」、「掌」、「插」等の動作を学んだ。現在は歳を取ったが、まだ力がある。おばあちゃんの息子、馮伝引師匠がおばあちゃんのカンフーを継承し、張和仙の願いは伝統のカンフーを大々的に広めることだ。カンフーの精神は永遠に古びることはない。
 

「西蔵は香りが隠れている」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「西蔵は香りが隠れている」のあらすじ:複雑な工程、煩わしい制作プロセス、綿密な配合比較、細かい原料選定、これらは他のお香と異なる藏香(チベット香)の著しい特徴であり、このため藏香はチベット文化の代表でもある。その原料は、カンゾウ、クロッカス、センキュウ、ヒョウヘン等、数十種の希少な生薬で、香料を補助的に用いて作られる。水を加えて混ぜてから、こねて一つにまとめ、さらに絞り出し、天日干し、巻き取り等の手順を経る。藏香は、紀元7世紀の頃にソンツェン・ガンポの大臣トゥンミ・サンボタが初めて作ったと伝えられており、1300年以上の歴史がある。藏香にはさらに一定の薬としての価値があり、室内で藏香を燃やすとインフルエンザ、おたふくかぜ、手足口病等の疾病を予防することができる。2008年には藏香制作技術が、第二回国家級無形文化遺産に登録された。
 

「福建の無形文化遺産」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「福建の無形文化遺産」のあらすじ:福建省は省都が福州で、中国の東南沿海に位置し、省内に福州と建州の2都市があり、それぞれの頭文字を取り名づけられた。福建は自然資源が豊富で、文化の起源が古く歴史が長い。福建は伝統工芸大省でもあり、工芸のスタイルが独特で、品種が非常に多く巧みな技術を誇り、現在伝統工芸と美術系の国家級無形文化遺産の伝承者51人、省級無形文化遺産の伝承者250人がいる。平潭壳丘頭での陶器の出土から始まり、福建の工芸美術は現在まで繁栄し13の大分類に発展した。石刻、木彫り、漆工芸、陶磁器、古典工芸家具等が、全国の同じ分野で上位を占める。寿山石刻、恵安石刻、莆田伝統木彫り等の工芸がある。
 

「赣鄱での記憶 美しき江西」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「赣鄱での記憶 美しき江西」のあらすじ:江西の略称は贛、省都は南昌で、中国東南部に位置し、長江川下の南岸、長江デルタ、珠江デルタ、閩南デルタの内陸部である。江西は物資が豊富で、傑出した人物を輩出している。優れた人材や文化が集まり、文学者や愛国者が多い都市で、紅色(革命歴史)文化、山水文化、陶磁器文化、書院文化、戯曲文化、農耕文化、商業文化、漢方医薬文化等の特色文化を育んだ。省内には無形文化遺産が非常に多く、10大カテゴリーの558の代表的な項目がある。近年、江西は常に伝承と発展の理念を固く守り、無形文化遺産の応急措置、保護、伝承と発展を全力で推進し、ずば抜けた成果を挙げている。
 

「寧夏へ」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「寧夏へ」のあらすじ:寧夏回族自治区は、区都が銀川で、中国西北部の内陸地区であり、東は陝西、西と北は内モンゴル、南は甘粛と接している。ここは四季がはっきりしており、気候が心地よく、平均海抜は1100メートル、年平均気温は8℃、空気優良日数が320日以上で、「青い空と青い水」が全国で知られている。交通がよく移動が便利で、いにしえのシルクロードで必ず通る場所である。現在、銀西高速鉄道が開通し、包銀、中蘭高速鉄道の建設を急いでいる。国内の航空路線は、すべての省都と直接つながっている。寧夏文化は典型的な多元文化で構成され、農耕文明と遊牧文化が混ざり合う。寧夏は現在、黄河流域の生態保護と高品質の発展の先行区の建設に力を注いでいる。
 

「陝西の無形文化遺産の魅力」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「陝西の無形文化遺産の魅力」のあらすじ:陝西省は中国の内陸部、黄河の中流に位置し、省都は西安である。陝西は中華民族の重要な発祥地の一つで、厚い歴史文化の根底にあるものが、おびただしい種類の無形文化遺産項目を育て上げた。近年、省内で無形文化遺産の伝承保護作業を着実に展開し、中国の優秀な伝統文化の創造的な実用化を絶えず推進して、革新的に発展させることにより、一群の中国の優秀な伝統文化の、重要な歴史、文学、芸術、科学の価値を備えた無形文化遺産項目が、効果的な保護を受けられるようになった。現在、世界級無形文化遺産3項目、国家級無形文化遺産87項目、省級無形文化遺産674項目がある。
 

「カヤックお兄ちゃんのファンタジーラフティング」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「カヤックお兄ちゃんのファンタジーラフティング」のあらすじ:羊皮いかだは、羊や牛の皮の浮き袋をくくり付けて作るいかだ。黄河の中上流で古代の先人が、河の流れの力を借りて、人や物資を運ぶために発明した水上の乗り物である。1940~50年代は陸路の交通がまだあまり発達しておらず、羊皮いかだは寧夏と黄河中上流両岸の人々の重要な水運手段で、1500年以上の歴史がある。100年前に黄河の主役だったいかだは、最も古風で素朴な方法により、その時代の水運物流網を築いた。現在、人々は寧夏中衛の沙坡頭区間で、この昔ながらの乗り物に乗り、黄河と大砂漠の風情や黄河石林の豪快で力強く美しい西部の景観を感じ取ることができる。
 

「海派の職人達」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「海派の職人達」のあらすじ:古い歴史を持つ技術は、伝承と革新を経て、独特の上海派のスタイルを形成した。上海派チャイナドレス制作技術、菓子制作技術、民族楽器制作技術、雕刻技術等、数十種類の特色ある上海派技術は、上海の手工芸職人の巧みな技術を記録している。彼らの精巧な作品、完璧な絶技、ユニークな創意工夫には、伝統工芸職人の「一生をかけて一つの事を極める」信念が表れており、中国の優秀な伝統文化の生き生きとした活力を反映している。
 

「無形文化遺産と共に北京を歩き回りましょう」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「無形文化遺産と共に北京を歩き回りましょう」のあらすじ:昔ながらの箜篌芸術、生粋の北京の呼び込み、説唱を結び付けた京韻大鼓、中国レスリング宝三跤場跤芸等の数々の演芸は、北京の皇城文化と民俗文化を体現している。20軒以上の無形文化遺産の老舗が、新たな商品・デザイン・サービスを携えて、無形文化遺産とともに北京をめぐる北京無形文化遺産の老舗ショッピングイベントを打ち出し、「人に会い、物を見て、生活を見る」という無形文化遺産保護の理念を伝えた。大勢の市民が北京観光を存分に楽しみながら、無形文化遺産の魅力を感じ取り、無形文化遺産の体験の中で文化の成果を享受し、無形文化遺産の伝承により精神世界を保護している。
 

「粤の風景」はこちらをクリックしてご覧ください

 
 「粤の風景」のあらすじ:広東はとりわけ恵まれた海浜観光資源を有し、活力にあふれた長い夏だけでなく、美しい花が咲き乱れる暖かい冬がある。冬が来ると、他の地方では温度が急激に下がり寒風が骨身にしみるが、南国の広東の冬は春と同じように、色とりどりの花や木々の緑が美しく、身も心も温まる情熱で、各地から広東を訪れた観光客を歓待する。嶺南の才気と創意工夫を感じ取り、山海の風景を楽しみ、活力ある商業の都を体験して、広東料理を味わう。広東のゆったりとした嶺南の風情と海陸が入り乱れる多元文化が、国内外から観光客を引き寄せている。

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