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 シルクロードは東西文明の融合、交流と対話の道であり、人類の共同繁栄に重要な貢献をしました。亀茲はシルクロード新疆部分北道の要衝に位置し、昔は仏教が盛んの地であり、仏教の石窟が多くあります。残存した石窟は全部で27カ所、800余りの洞窟があり、10000平方メートル近くの壁画と一部の彩色上絵泥塑があり、これらはシルクロード文化交流の美しくて確実な証拠となっています。
 

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 亀茲の壁画芸術は古シルクロードの歴史を生き生きと記録し、題材も内容も豊富で多彩であり、「物語の海」と呼ばれています。 統計によると、亀茲石窟壁画に描かれている仏本生物語と因縁物語は100種類以上、仏伝物語は60種類以上で、数が多く絵面も豊かで、世界石窟芸術でも稀な存在です。中心柱窟のアーチ頂に描かれた菱格画は、亀茲石窟壁画の独創的な形と言えます。本展は、亀茲石窟壁画芸術をメインテーマとし、菱格テーマのバーチャル展示室を作り上げ、「大砂漠遺跡」、「壮美な山河」、「人間性の光」、「薪火相伝」の4つの章を通じて、東西交流、文化衝突のシルクロード遺産を展示いたします。誠実と信義、自己犠牲で至善を追求し、知恵と美徳を追求した壁画の物語を示すことにより、亀茲石窟壁画芸術の「真、善、美」を追求する姿を示します。
 
 文明は交流によって多彩になり、相互学習によって発展します。2000年余りの交流は異なる種族、信仰、文化背景を持つ国が平和を共有し、共に発展することを促しました。シルクロード経済ベルトと21世紀の海上シルクロードを共に開発・建設し、そしてその恩恵を共有する今日では、なお一層シルクロードが担っている平和協力、開放的包摂、相互学習・相互参考、互恵ウィンウィンに基づいた精神を伝承し、文明の交流史に輝かしい一章を書き続ける必要があるのです。
 
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