「紹興縁―中日茶禅書文展」では禅磁、禅花、禅香等で飾られた多角的な文化空間で中日高僧の茶禅書文を展示し、日本の方々もなじみの深い紹興市の文化芸術を紹介します。
茶禅書文は「形を以て意を寓す」、「芸を以て理を彰す」という漢字の境地を存分に表した漢字芸術の粋とも称されます。挨拶や感得、寄語などを一文、または一語だけしたためた簡潔な文書が主流で、禅宗寺院、茶道、華道等の室内空間になくてはならないものであり、中日の文人墨客や収蔵家の間で人気を博してきました。人と自然と事象、それぞれの間の感情の往来を、漢字形態の変化による表現手法――中日茶禅書文展という形式でお見せします。
展覧内容:中日高僧の茶禅書文約100点
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茶禅書文1
茶禅書文2
釈了成書法