年は癸卯、季節は春。伊林・劉竹影・陳暁松・李彦四人が中国文化センターにて書道・水墨画作品40点余りを展示することとなった。篆書、隷書、楷書、行書、草書など、あらゆる書体を網羅。古人に学び、中国芸術の趣きを探求し、名家の長所を吸収する。伊林は長年芸術教育に携わり、楷書と行草を好み、軽妙で自由な筆致。劉竹影は名家に師事し、花鳥に長じ、瀟洒自然な画風。陳暁松は篆書、隷書を得意とし、重んじるところは古風な質朴さ。李彦は書道を愛し、楽しみにしており、作品は秀麗で婉曲。書画は芸術でありながら生活でもある。墨を磨り、筆を執ること、同好の士の間で切磋琢磨し、中国伝統書画文化を玩味するそれ以上の喜びはあるまい。書道と絵画は、人生を滋養し、豊かにす。
本展覧会の開幕式には二胡と古琴の演奏、自由筆会も行う予定であり、中国書画愛好者が一堂に会す。ご来場いただき、書画芸術に徜徉し、その魅力を楽しんでいただきたい。
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