本展は、多摩美術大学大学院博士号取得者が、それぞれの分野における研究・創作活動の成果を発表し、交流を深める場として開催してまいりました。
第3回となる今回は、これまでの参加者に加えて新たな博士号取得者も参加し、さらに多様な表現スタイルの作品が増えております。芸術分野における博士課程の意義を改めて捉えなおし、知識や研究を個々の創作にとどめず、そこで得られた知見を次世代へと継承し、社会との対話を重ねながら、芸術と学術の新たな可能性を切り拓いていくことが期待されます。そのために、理論と創作をいかに有機的に結びつけ、その相互作用から新たな価値をいかに提示していくのかが重要になります。本展は、作品発表と対話を通じて、こうした営みを実践し、その可能性を探究・共有する場でもあります。
本展を通じて、博士課程における理論と創作の意義が広く認識され、次世代を担う人々にとって、両者の在り方を考察する契機となるとともに、芸術と社会をつなぐ新たな対話が生まれることを願っています。
【トークイベント】11月12日(木)14:30~ 『理論が先か創作が先か』
博士課程在学生による発表・対話。
