日本国際文化芸術教育協会、日本華文教育基金会と全日本華僑華人社団聯合会華文教育委員会の共同主催による「第三回『千字詩』芸術日本国際招待展」が7月13日から18日まで中国文化センターで開催されます。
古代には「千字文」があり、現代には「千字詩」というものがあります。「千字詩」はまた「字詩」とも呼ばれ、暨南大学の博士課程指導教授である王漢衛先生が、海内外の若者や第二外国語を学ぶ人々が中国語を学びやすいようのために設計と創作をしました。『千字詩』は2020年に国家版権局に登録し、今世界中40か国以上の中国語学校に採用され、現場の中国語教育参考として高い評価をされます。
「千字詩」は短詩51篇、総文字数3000字超のうち重複しない文字は約2000字に及びます。「字、詞、句、篇、言語、文学、文化」が一体となり、精巧かつ簡潔で、口ずさみやすく風味豊かなのが特徴です。また、朗読、歌唱、ダンス、書道、絵画などさまざまな方法で学びやすいです。各短詩は「主題字」を「主体」としており、一般的で理解しやすく、一定の文学的色彩も持っており、啓蒙的な教育の伝統を継承し発展させたものです。
日本国際文化芸術教育協会の王瑩会長は、「千字詩」を楽曲化、歌唱、朗読、書写などの再創作を行い、教育実践に活用しています。彼女が書いた楷書作品「千字詩」は、第38回産経国際書法展で東京都知事賞を受賞し、プロジェクト「課堂楽詩-字詩を歌って中国語を学ぶ」は、初めて行われた全世界の「完璧な中華文化使者」選抜で銀賞と育成賞を受賞しました。
今回の展覧会には、世界20か国からの子供たちや中国と日本の書道家による、「千字詩」をテーマにした書道や絵画作品が展示されます。また、東京中国文化センターの「美しい漢字」書道クラスの学生たちから今回展覧会のために書いた作品も展示されます。
作品
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