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 囲碁は中日文化交流の重要な一要素として、中日両国の人々に深く根付き、愛されている文化財産と言えます。特にこの百年間は呉清源をはじめ多くのプロ棋士、また周恩来総理や陳毅外相らの積極的な働きかけで、中日の囲碁代表団や数多くの民間人の定期的交流が保たれてきました。今年、国交正常化50周年という重要な節目に「囲碁」、「手談」の芸を通じ、文化交流をさらに深め、友好、平和を促進するよう努めます。
 本祭では、碁石や碁盤などや、近代中日囲碁文化交流の礎を築いた呉清源、藤沢秀行の写真やゆかりの品の記念展を展示するほか、会期中にはプロ棋士の指導がある囲碁教室、在日華人と日本人棋士による交流試合、中国囲棋協会、日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会などを中心に囲碁サミットを開催すると同時に、吉田碁盤店伝統技「吉田流太刀盛り」の実演など、熟練者の方から未経験者まで、囲碁の魅力を存分にお伝えいたします。
 このたび囲碁文化の振興に取り組む中日両国の代表が集う本祭を開催することは、中日の新時代における民間友好に大変意義深いものと期待しております。
 皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 【イベント】5月30日(月)開幕式および中日囲碁サミット ※関係者のみ(オンライン配信あり)
       5月31日(火)10:30~12:30 囲碁教室(要申込)、13:15~17:00 中日友好親善交流大会(観戦自由)

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呉清源(左)と藤沢秀行(右)

 チラシ

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