日本三大禅宗(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)の一つである黄檗宗、その開祖は明の時代に福建から日本に渡ってきた隠元隆琦禅師です。
黄檗宗は、明清時代の文化や文物を日本に伝え、仏教、哲学、文学、建築、絵画、印刷、書道、篆刻、音楽、 医学、飲食、茶道、さらに公共事業や教育に至るまで、日本の社会と生活に広く影響を与えてきました。
今回は、より多くの方々に黄檗文化を知っていただくために、前期10月4日(月)~15日(金)(会場:東京中国文化センター)と後期10月18日(月)~11月7日(日曜日)(会場:多元文化会館)の2つの会場にて「黄檗文化展」を開催いたします。
展示内容は、黄檗文化に関連する写真パネルの展示及び、黄檗文化ゆかの実物の2部構成になっており、黄檗文化関連のイベントととして講演会も開催いたします。
本展示会を通じて日本の皆様により深く黄檗文化を知っていただき、相互理解を深めることで今後日中両国の人々の文化交流が更に促進されることを願っております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。