中国画巨匠柳子谷は蘭竹が得意で、花鳥、山水、人物がすべて優れています。詩書画三絶と言われて、かつては高い名声を得ました。柳子谷は伝統の文人画精神を受け継ぎながら感覚的な要素を取り入れて、写実的な手法を用いて新しい時代の風貌を表現しました。1986年沒後、作品展が何回も開催されて再評価されています。柳子谷と満健との合作「抗米援朝絵巻」が中国軍事博物館に収蔵されています。著名画家柳咏絮は柳子谷の長女で、家学を継承しつつも創意に溢れて、独自な画風を開きました。柳咏絮の長男満柏も在日画家として林光寺に天井画百点余を描き上げました。
今回の展覧会は柳氏父娘の作品がメインで約50点を展示ますので、ご興味があればぜひ会場へお越しください。
柳子谷「蘭花図」
柳子谷「抗米援朝絵巻」
柳咏絮「雛鳥」
◎会場へのアクセスは、当センターのホームページをご覧ください。