この度、「大地」写真展実行委員会ならびに中国文化センターの共同主催により『大地——中国写真家 田捷硯・馮学敏写真展』を開催する。中国駐日本大使館、四川省文学芸術界聯合会、四川省写真家協会、日中友好協会など後援のを得て、中日両国民の相互理解の増進、中日民間文化交流の促進を目的として、田、馮両氏の作品約50点を通じて中日両国の風土や人情を紹介する。
中国写真家協会の理事や四川省写真家協会副主席を務める田捷硯は、「中国写真界における中国西部の第一人者」や「中国航空写真のパイオニア」の誉れを受け、2007年に中国写真界最高の栄誉である「金像賞」を獲得した写真家。今回は青海チベット高原や雲貴高原、内モンゴル高原、黄土高原を撮りためた26年にわたる創作の精華『高原一高峰』を展示。
一方、馮学敏は中国文化故郷シリーズで著名で「映像の詩人」と称される。日本写真界から最高栄誉賞「太陽賞」、中国文化部から「世界華人傑出芸術家」の称号を受けるなど国内外で数々の賞を獲得し、来日後30余年で42回の個展、20冊以上の写真集を出版し、中国と日本の文化を紹介し続けている。今回は、コロナ期間の散歩中に撮影した『散歩印象』シリーズを展示。
イベント:
12/6 15:30~ 内覧会(※一般の方のご参加はご遠慮ください。)
12/8 14:00~16:00 講演会「『高原 - 高峰』空から世界を見る」 講師:田捷硯
12/14 14:00~15:30 講演会「『散歩印象』一石二鳥」 講師:馮学敏
上図はいずれも馮学敏「散歩印象」より
田捷硯「天上西蔵」