中国近現代の書画は、百年に及ぶ時代の流転が刻んだ波瀾の痕跡であると同時に、東洋美学の優雅な韻味を沈澱させています。筆墨の筆致の間には、中華の文脈が絶えることなく連なり、文人の匠の心が火を継いでいます。さらに民族の精神的な基調と美意識の追求が込められています。
本展は、日本のコレクターが所蔵する中国近現代の書画作品を展示します。主催者は本展を通じて、来場者に中国書画芸術の深い底蘊を感じてもらうだけでなく、日中文化交流の架け橋を架けることを期待しています。
展示期間中には、中国名人作品鑑定をテーマとした講座と第七部の十四行詩朗読会を同時開催する予定でございます。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

展示作品

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