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 2005年、中国美術学院の許江院長が総指揮を取り、同学院の映像アニメーション学科の人々で構成されたチームと調査と研究を積み重ね、「水墨画と戯曲がアニメーションの中で出会ったならば…」の構想を立ち上げた。これが現代のアニメーションの手法で、中国の伝統劇である戯曲を表現する「戯曲アニメーション百選」のプロジェクトのスタートである。ここ数年の教授や学生らの努力により、「戯曲アニメーション百選」の作品は国内外の映画祭でも高く評価され、18作品が受賞し、52作品が入選及び上映された。同プロジェクトは「創意編」と「伝承編」があり、今回上映する「伝承編」は杭州中国国際アニメーションフェスティバルに出展後、中国文化センターでの展覧会を皮切りにして海外での巡回展と上映活動を始める。
 本展では、「戯曲アニメーション百選」の「伝承編」から厳選した約25作品を上映する他、同学院が2005年に新設した挿絵及び漫画コースの本科生及び研究生の優秀作品(絵本、漫画、挿し絵)を約40点を展示する。
 伝統を守りながらも、更なる上層を目指し挑戦を続ける中国美術学院の作品の数々を楽しんでいただければと思う。
 
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