このたび、中国文化センターで「蓮と日中友好の道 ― ロータスロード展」を開催いたします。本展では、東アジア文化圏において古来より精神性・平和・再生の象徴とされてきた「蓮」をテーマに、日中両国における学術・文化交流の歩みを多角的にご紹介いたします。
大賀一郎博士による「大賀ハス」の発見とその国際的評価、自然科学の成果が文化交流へと広がっていった過程をたどるほか、孫文や郭沫若など近代中国の知識人と蓮文化との関わり、さらに現代に至る友好交流の実践として二階俊博氏による取り組みなども取り上げ、「ロータスロード」という視点から歴史を紐解きます。
会場では実際の蓮の展示に加え、写真パネルや歴史資料を通して、自然科学・人文学・外交史が交差する多層的な交流の軌跡をご紹介します。本展が、日中両国の相互理解を深め、次世代へと文化と友好の精神を継承する契機となることを願っております。

1.孫文が日本の友人・田中隆氏へ贈った「孫文蓮」
2. 大連・普蘭店で発見された千二百年前の種から蘇った「飛天古蓮」
3.千葉市花見川で発掘した約二千年前の種子から開花に成功した「大賀ハス」
4. 大賀博士が郭沫若へ送った「大賀ハス」と「飛天古蓮」を掛け合わせ生まれた「中日友誼蓮」
5. 日中友好に尽力した二階俊博氏を顕彰すべく徐鋼・普蘭店古蓮研究所長の提案で「飛天古蓮」と「舞妃蓮」を交配して生まれた「俊博友誼蓮」
6.大賀一郎博士と「大賀ハス」
7. 大連市普蘭店区古蓮研究所
