国際東方芸術研究会は、日本において中国伝統の工筆画の普及に努めており、臨摹や半創作の指導を通じて、その精緻な美しさと文化的な内涵を伝えています。
唐宋時代の工筆重彩画は、中国絵画の頂点とされており、日本の博物館には数多くの名品が所蔵されていますが、現代では展示の機会が限られています。私たちはこの制約を打破し、より多くの人々に工筆画の芸術的価値を再認識していただきたいと考えています。展示や教育活動を通じて、日本における工筆芸術への関心を再び呼び起こし、この独自の芸術形式を世界へと広げ、異文化間の対話を促進していきます。