2001年に、多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程が開設されました。そして2004年、最初の博士号の取得者が出てから20年が経ちます。今回、第1期、2期の博士号取得者達が集い、初の多摩美博士作品展を行います。博士号取得者の高度な技術と理論で構築された現在までの表現活動ならびに斬新な視点からの意欲的なコンテンポラリーアートを多数展示いたします。今回、多摩美術大学大学院後期博士課程から輩出された博士号取得の作家、3人の展覧会を開催いたします。多摩美術大学大学院では、毎年多くの中国人留学生が博士の学位を取得しており、この展覧会が、若い世代の博士や、文化・芸術を志す方々への励みとなり、文化学術交流がますます促進されることを期待しております。
また開幕式の後、同大学大学院後期課程在学生とのトークイベントを開催します。現役で活躍する博士と、これから博士号を取得する在校生との間で行われる、「制作と理論を有機的に結びつけるためには」というテーマの討論会から、芸術や社会の本質を解き明かす鍵が見つかることになるかもしれません。
共催: タマビ博士会 多摩美術大学
後援: 中国大使館文化部 日中文化展覧協会
協賛: 惠友JL株式会社
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