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イベント: 熱烈歓迎o(^▽^)o

『歓楽春節』:世界は春——バーチャル展覧会

【イベント 展覧会】

期日: 2021/02/04(木) 〜 2021/02/26(金)
時間:
会場: オンライン
募集人数:
参加費: 無料
申込期間:
内容:

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 ※喜迎新春——生まれ変わる自然
 
 一、春節の由来
 様々な行事の中で最も重要なのが春節。旧暦の新年に訪れる一年で最初の節句は、新春、新年、大年などとも呼ばれる最も盛大な中華民族の伝統行事です。春節の歴史は長く、その原型は上古の年初めの祭祀であると言われます。春節は中華民族の思想信仰や理想願望、生活娯楽と文化心理の体現した、厄除けや食事、娯楽を満載したお祭りです。
 
 二、春節の豆知識
 1.春節の時期
 春節は旧暦の一月一日、西暦の1月21日から2月21日の間に訪れます。暦の周期の差によって、最も早い春節(1966年など)と一番遅い春節(1985年など)では実に一ヶ月の差があります。
 2.立春の節目
 「春」は暖かさと成長のシンボルで、「立」は「始まり」を意味します。立春は冬と春の交代する日です。北斗七星の柄が寅の方角(北東微南)を指す頃、和やかな陽が目覚めて陰と陽が入れ変わり始め、宇宙万物の新しい輪廻が始まるのです。
 3.十二支
 2021年は2月12日に春節を迎え、辛丑(かのとうし)の年の354日が始まります。牛は十二支の中で二番目です。十二支は干支とも呼ばれ、中国でも誕生年ごとに鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚(日本では猪)の12の動物が当てられます。今日でも多くの人が春節に十二支の縁起物を飾り、娯楽文化活動のシンボルとなっています。
 
 ※歓慶新春——一家団欒で福永く
 
 一、迎春行事
 坊や、坊や、我慢しな。腊八(旧暦十二月八日)を過ぎたら年越しだ。
 腊八粥、数日食べたら、リリララで二十三日!
 二十三日、飴作り、かまどの神さま祭りましょう。
 二十四日、大掃除、窓に切り絵を飾りましょう。
 二十五日、お豆腐を作って福を祈りましょう。
 二十六日、ニワトリと、ガチョウを新年のごちそうに。
 二十七日、市場行き、正月用品買いましょう。
 二十八日、餅ついて、パン蒸し、飾りを貼り付けよう。
 二十九日、宴会で、一緒に祖先を祭りましょう。
 大晦日、朝も早よから対聯貼って、夜は眠らず遅くまで……
 お正月だ!
 
 二、開門炮仗
 春節の早朝は門戸を開いて大吉を招き入れます。そこで爆竹を鳴らすことを、「開門炮仗」と言います。新年の到来に、家々ではまずドアを開け、「パンパン」という爆竹の音で旧い年を送って新しい年を迎え入れます。爆竹の音が止むと地面に飛び散った鮮やかな赤色の破片が、福を呼ぶ彩雲のごとく輝きます。この情景を「満堂紅」と言います。この時、街全体は瑞気に満ち,喜びに満ち溢れます。
 
 三、年始回りでお年玉
 年始回りは春節期間の伝統的な風習の一つで、人々は互いに旧年を送り、新年を迎えたお祝いを述べ合います。年始回りは元日から始まり、親戚や友人と連絡を取り合い、お正月を祝うことで、互いへの思いやりを表現し、より良い新年の生活を祝福しあうのです。
 新年の風習の中で、子供たちが最も心待ちにしているのがお年玉です。お年玉は厄を退けることができるとされ、つつがなく一年を過ごすことができるよう目下の者にお年玉を贈ります。一般的に、年越し料理を食べた後、目上の者は事前に用意しておいたお年玉を目下の者に配り、無事に年を取れるよう祝ぎます。夜、子供たちを寝かせた後、両親がお年玉を枕の下に入れることもあるようです。いずれにしても、目下の者に対する目上の者の思いやりの体現であり、家族間の美しい祈願を表現した習俗です。
 
 四、食べて飲んで遊んでお正月は楽しく
 1.おいしい料理が彩る年の瀬:
 餃子:「大寒小寒、餃子を食べて年を越す」。北方の年越しは餃子を食べる伝統がありますが、大晦日の夜に餃子を食べるところもあれば、元日に食べるところもあり、その習慣は各地で異なります。人々は旧年を送り、新年を迎える際に、吉祥祈願のために餃子を食べます。古くは、夜11時から翌日の午前1時までを子の刻といい、新年と旧年が交わる時という意味の「交子」が「餃子」と同音であることから、春節に餃子を食べると大変縁起が良いとされるようになりました。
お餅:一方、南方にはお正月にお餅を食べる習慣があります。粘度の高いもち米や米粉を蒸して餅を作る餅は旧正月の季節料理で、赤、黄、白の3色が作られます。中国語でお餅を表す「年糕」が「年高」と同音であるため、甘くてねばねばした餅は、新年の生活が甘く、ステップアップするという意味になりました。そのため、お正月のお餅には、「より良い年になるように、豊作になるように」、また「物事が順調に進んでいくように」という祈りが込められています。
 ホワモー:ホワモー(花饃)は「麺花」とも呼ばれる民間に伝わる中国風蒸しパンです。地方の家々では正月になると、花や金宝や仙人など様々な形のホワモーを作ります。また、正月の十五日には、羊、犬、鶏、豚などを作って子供に与える習慣があります。小麦粉を主材料に、豆、ナツメ、米や粟、胡椒などを使い、どの家庭にもある普通のはさみや櫛、包丁などを使って制作します。切る、揉む、つまむ、引っ張る、穴を開ける、つぶす、こする、へこます、押さえるなど、様々な技法を使って多様な形を創り上げ、色鮮やかに、より良い生活への憧れや願いを表現します。
 ちまき:広西のチワン族、漢族、イ族は春節にちまきを作って食べます。特に南部のチワン族は「枕ちまき」と呼ばれる、一つ500gもあるちまきを食べます。南寧のちまきは様々な材料を使っていて大きいのが特徴で、正月に家々で作られる祖先に供えるちまきは通常一つ2、3kg、普段食べる小さなものでも一つ500gから1kgもあります。毎年春節には、商店や企業がこぞって「ちまき王」と呼ばれる数百キロの巨大ちまきを作るイベントを開催し、屋外広場に設置した巨大な鍋で調理して観光客を呼び込んでいます。
 飴細工:「でんでん太鼓に風車、キラキラパリパリ飴細工」、透き通った飴細工を見ると、幼年期の春節の記憶が懐かしく思い起こされます。飴細工は中国の民間手芸品の一つです。飴細工屋たちは天秤棒を担いで町中を歩き回ります。一端に引き出しのついた長方形の箱を提げ、その下にある半円形の口をした丸かごの中の小さな七輪で、小さな鍋いっぱいに麦芽糖の水あめを溶かしていました。甘くて手品のように作られる飴細工は子供たちを虜にし、春節のお祭りに欠かせない光景となりました。
 2.歌と笑いで賑わう春節
 腰鼓:腰鼓は漢族の伝統的な打楽器の一つで、人々の生活の中から生まれ、人々の生活を表現する楽器です。長い歴史があり、澄んだ音が良く響き渡ります。民間に広く伝わり、魅力に満ちた陜西安塞の腰鼓は黄土高原に旋風を巻き起こしました。その音色には西北黄土高原の民の素朴かつ大らかな性格と、独特の芸術性が存分に発揮されています。腰鼓は祝祭日に演じられることが多く、毎年の春節から元宵節までは太鼓が一斉に鳴り、揺れる灯火の下、腰鼓隊を先頭に民衆が後ろに続いて踊る、にぎやかな光景を見ることができます。
 打樹花:「打樹花(ダーシューホワ)」は河北省張家口蔚県暖泉鎮に見られる伝統的かつ独特な民俗文化で、500年以上の歴史があります。溶鉄を城壁に投げつけて一面に火花を散らす、その様子が葉の生い茂る木々のように見えることから「樹花」と名前が付きました。花火に劣らない雄大さがあったことから、毎年正月に「樹花打ち」をする風習が生まれました。
 影絵芝居:「皮影(ピーイン)」と呼ばれる影絵芝居は、獣の皮や厚紙で作られた人物のシルエットで物語を演出する民間劇の一種です。芸人たちは白い幕の後ろで影を操作しながらその土地で好まれる曲調に乗せて物語を演じます。打楽器や弦楽器の伴奏の曲調の差異が、各地の特色を色濃く打ち出します。非常に広い範囲に浸透しており、各地で異なった節回しをもった多種多様な影絵芝居が形成されています。
 影絵芝居「皮影」は中国民間に古くから伝わる伝統芸術です。歴史書によれば、前漢時期に始まった皮影は、唐代に広く普及し、清代に隆盛しました。また、元代には西アジアやヨーロッパにも伝っており、長い歴史を感じさせます。
 花市巡り:広州の迎春花市は広東省の伝統的な民俗文化行事で、広州の人々にとって新年の一大イベントです。年に一度開かれる迎春花市は、錦のように咲き乱れる花々と波のように押し寄せる人々で非常ににぎやかです。明代に「広東四市」の一つとして挙げられた広州の迎春花市は、早くから名声を天下にとどろかせてきました。迎春花市は中国でもここだけで見られる光景であり、嶺南地区古来の春節の習俗を見ることができます。さらには広州の人々の生活とも密接な関連があり、広州の人々の「語呂合わせによる縁起担ぎ」の伝統と相まって、広州独自の花言葉が多数生まれました。
 竹馬:竹馬は中国語で「踩高蹺(ツァイガオチャオ)」などと呼び、漢族の伝統的な民俗舞踊の一つとして古くから非常に人気のある大衆的技芸です。伝統的な祝祭日には、足に竹馬を固定して広場で踊る踊り手たちがよく見られます。技術性に富んだ、快活で多様なスタイルが特徴で、竹馬に乗って背が高くなった踊り手は遠くからも見え、一般のステージと同じく流動性も高いので、大衆に深く愛されています。
 ドラゴンダンス:ドラゴンダンスは、漢民族の伝統民俗を起源とする中国発祥の文化の一つで「遊龍灯」とも称されます。人々の龍信仰から生まれたドラゴンダンスは、春節から始まり、龍を祀る二月の「龍抬頭」、五月の端午の節句など、大きな節句ごとに舞われます。ドラゴンダンスでは、龍は宝珠を追いかけるように、体をひねる、頭を振る、仰向けになる、うずくまる、跳ねる、体を震わすなど、休むことなく様々な姿勢を見せ続けます。ドラゴンダンスによって平安と豊作を祈願する風習は全国各地に広まり、漢族全体の民俗文化となりました。
 京劇:京劇は「京戯」と呼ばれることもある中国最大の影響力を持つ戯曲で、北京を中心に全国各地に普及しています。清代乾隆55年(1790年)頃から、もともと南方で公演していた「三慶」、「四喜」、「春台」、「和春」の四大劇団が続々と入京し、湖北から来た「漢調」の芸人らの協力の下、「昆曲」や「秦腔」の一部の演目、曲調や演出、さらには地方の民謡なども吸収し、不断の交流と融合を経て、最終的に京劇が形成されました。京劇は全国に広まって影響を与え、今日では「国劇」として、中国の重要な祝日には不可欠なものになりました。
 
 ※斉聚新春——世界が共に祝う未来
 中国文化の影響を受け、世界の一部の国や地域でも春節を祝う風習があります。不完全な統計ですが、今日、世界の約200カ国近くで春節が祝われており、現在、アメリカ、カナダ、フィリピン、モーリシャスなど20近い国と地域で、春節を国家全体または一部都市の法定祝祭日と定めています。それでは、下のイメージをクリックして、一緒に見てみましょう。
 
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 ※専用サイトは日本語に対応しておりません。日本語は上記をご参照ください。

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