2025年6月21日、中国文化センターと湖北省演芸グループの主催、湖北省歌劇舞劇院および湖北省戯曲芸術劇院の共催による「機遇中国・知音湖北」荊風楚韻中国民族音楽コンサートが、中国文化センターにて盛大に開催された。
当日は、湖北省政府副秘書長・参事室主任の何麗君氏、財政庁副庁長の李経鋒氏、貿易促進委員会副主任の石明輝氏など、湖北省代表団の要人が来場。また、日本国内の文化関係者や一般観客も多数詰めかけ、会場は満席となり、熱気に包まれた。
開演に先立ち、中国文化センター館長の羅玉泉氏が歓迎の辞を述べた後、来賓による挨拶が続き、日中両国の友好関係の深化と文化的連携への期待が表明された。
本公演では、湖北省から来日した優秀な民族音楽家たちによる演奏が披露された。《洪湖水浪打浪》《三峡情》《黄鳥》《高山流水》《郢》など、湖北地方の文化的背景を色濃く反映した楽曲の数々が、合奏・独奏・声楽といった多彩な形式で上演された。特に、日本歌曲《星》の演奏では、国境を越えた文化的共鳴が会場に感動を呼び、観客からは大きな拍手が送られた。
「機遇中国・知音湖北」民楽会は、音楽を通じた心の交流を実現する貴重な機会となった。本イベントを通じて、両国民の相互理解が一層深まり、今後の民間友好および文化協力に新たな活力がもたらされることが期待される。