2016年5月17日午後、中国文化センターに来賓が集まり、抑揚のある音色、蘇州の言葉、古雅で心を打つ清らかな旋律の「上海評弾・四大美人-上海評弾団日本特別文化交流公演」が行われた。参議院議員で外務副大臣の木原誠二氏、参議院議員で参議院運営委員長の長河建夫氏、山口壮参議院議員、浜田和幸参議院議員、日中協会の白西紳一郎理事長、すぎのこ芸術文化振興会の小澤幸雄理事長及び約100名の観衆が本公演を鑑賞した。
上海評弾団は選りすぐりの「姑蘇好風光」、「黛玉焚稿」、「宮怨」、「戦長沙」、「四大美人選段」等7曲の弾き語りを行った。日本の観衆のほとんどは中国伝統文化に理解があり、特に四大美人の中の楊貴妃は日本でも多くの伝説があり、更に日本には楊貴妃の墓まであり、この作品は日本の観衆にも理解し易く、より多くの共感を生んだ。
続いて日本舞踊集団菊の会が日本伝統舞踊「鶴亀」、「鬼剣舞」、「さくらさくら」等演目を上演すると、まるで時空を超えて日本の歴史の大きな流れのなかにいるかのようであった。
約一時間半の公演に会場の観衆は興味深く鑑賞していた。
本公演で中国伝統文化及び文化遺産の評弾芸術に対して日本の観衆の理解を深めた。中国文化センター会場は一時中日伝統文化が溶け合い、美しい花が咲きそろった。
期日: | 2016/05/17 〜 2016/05/17 |
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時間: | 15:00~16:30 |
会場: | 中国文化センター |