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 中日国交正常化45周年を記念し、舞劇「朱鷺」の日本ツアーが8月から9月にかけて行われる。日本は朱鷺の主要な生息地の一つであり、朱鷺は日本の鳥類を代表する鳥であるとも言える。1960年代以降、生息環境などの問題により朱鷺は絶滅の危機に瀕していたが、中国に生息していた朱鷺を日本に贈ったことにより、保護研究プロジェクトを共同展開することとなった。朱鷺はパンダと同様、中日友好の象徴となっている。
 
 7月19日には上海歌舞団の舞劇「朱鷺」日本ツアーの制作発表記者会見が中国文化センターで行われた。
 
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(左から)朱潔静、王佳俊と草刈民代氏

 

 本作は地上に舞い降りた朱鷺の精・ジエと青年・ジュンとの1000年の時を越えて綴る愛の物語。主演は中国でもトップレベルを誇る上海歌舞団のプリンシパル・朱潔静と王佳俊。日本では2015年以来2年ぶりの再演となる。
 
 記者会見には日本衆議院議員の河村建夫氏、舞劇「朱鷺」のオフィシャルサポーターである草刈民代氏が登壇し、作品の魅力を語った。会場には新聞各社その他報道関係者80人以上が取材に訪れた。
 
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壇上の様子

 
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会場の様子

 
 公演は8月から9月にかけ東京・Bunkamuraオーチャードホールと東京国際フォーラムホールC、愛知・愛知県芸術劇場大ホール、大阪・オリックス劇場にて。なお7月30日11:00からBS-TBSにて「朱鷺」の特別番組が放送される。


期日: 2017/07/19 〜 2017/07/19
時間: 14:00~
会場: 中国文化センター
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