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 2024年5月9日午後、北京愛心万里公益基金会の主催、一般社団法人世界芸術家連盟、中日友好青島柔道館の共催、中国文化センターの協力による万伯翺著『中南海内外の話し』日訳版新刊発表会が中国文化センターにて盛大に挙行された。万伯翺氏は全人代常務委員長を務めた万里氏の長男で、『中南海内外の話し』は彼が少年時代に実際に見聞きした毛沢東、劉少奇、周恩来といった中国の指導者たちの生活を著した『紅墻内外』を日本語訳したもので、今回北斗書房より出版された。

 

dsc01137除幕の様子

 

 会には中国駐日本大使館の張沛霖公使参事官、本書の著者で北京愛心万里公益基金会理事長の万伯翺氏、日中協会の瀬野清水理事長、日中友好協会の永田哲二常務理事、前田雄吉前衆議院議員、平島好人東京都議会議員、世界芸術家連盟の程波代表、元宋慶鈴致富基金会秘書長でバドミントン元世界チャンピオンの唐久紅女史、元柔道世界チャンピオンの柏崎克彦氏、北京愛心万里公益基金会の劉勇剛常務副理事長、中日友好青島柔道館の徐殿平館長と朱炳躍名誉館長、株式会社中国電視の劉斌氏、全日本華僑華人社団連合会の陳秀姐常務副会長、劉旭傑副会長、日本新聞の川口昭男氏、日中経済交流促進会の皆川正夫氏、江蘇普飛科特資訊科技センターの張莉センター長、訪日代表団の李黎峯秘書、日本水墨芸術協会の王子江会長、全日本書法家協会の高小飛会長、日本総商会の原田優美会長など、約120名が出席した。

 

dsc01067万伯翺氏

 

 まず北京愛心万里公益基金会理事長の万伯翺氏が「本書は毛沢東主席、周恩来総理、朱徳元帥といった方々の中南海の中の生活の物語だ。指導者たちの一般市民とのかかわりなどを楽しんでほしい」と本書の出版と本会開催について感謝を述べた。

dsc01074張沛霖中国駐日本大使館公使参事官

 

dsc01125陳秀姐常務全日本華僑華人社団連合会副会長

 

そして、張沛霖中国駐日本大使館公使参事官が「発表以来大きな注目を集めている万伯翺氏の『紅墻内外』がこの度日本語訳されたことは大変喜ばしい。本書には一つ上の世代の革命家たちの胸の内や無私の精神が描かれている。本書の出版を通して日本や世界の方々が益々中国に対する理解を深め、中日両国の相互理解と友好が促進されることを信じている」と述べ、次いで羅玉泉中国文化センター長が「国内外の人々にとって中南海の赤い壁の中の物語は大きな関心がある。指導者たちの生活や、文化、スポーツ、日本との交流などの物語は多くの読者を惹きつけるだろう」と話したあと、瀬野清水日中協会理事長、徐殿平日中友好青島柔道館館長、永田哲二日中友好協会常務理事、陳秀姐常務全日本華僑華人社団連合会副会長、前田雄吉前衆議院議員、平島好人東京都議会議員、程波世界芸術家連盟代表がそれぞれ祝辞を述べた。

 

dsc01175中国駐日本大使館へ著書贈呈

 

dsc01182中国文化センターへ著書贈呈

 

 その後、著者の万伯翺氏と張沛霖中国駐日本大使館公使参事官によって除幕されて中国駐日本国大使館、中国文化センター、日中協会、日中友好協会、ひまわり書店へ本書が贈呈され、記念撮影、記者会見のあと、サイン会が行われた。

 万伯翺氏は文集『三十春秋』~『七十春秋』5冊や、散文集『元戎百姓共垂竿』、『生命的綻放』縦談梨園春秋』など十数冊、伝記作品『孟小冬:氍毹上的塵夢』、『孟小冬伝』など、多くの作品で大賞を獲得しており、また、『賀帥釣魚』『許世友上将金戈鉄馬戦山東』『三个少女和她的影子』などの作品がテレビドラマや映画となるなど高い人気を誇り、国内外のメディアなどから「中国垂釣散文」の創始者と称される。


期日: 2024/05/09 〜 2024/05/09
時間: 15:30~17:30
会場: 中国文化センター
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