7月27日午後、中国文化センターは日中映画祭実行委員会の耿忠理事長を招き、「中日映画合作探索」をテーマとした講演会を開催し、講演終了後には「ユア・マイ・サンシャイン(原題:何以笙簫默)」の上映会を行った。
中国文化センターの石永菁センター長は開場に際して挨拶をし、センターの中国映画上映状況及び東京映画祭中国映画週間の状況を紹介し、映画ファンがセンターで中国映画を鑑賞し、より多くの中国の優秀な俳優を知ってもらうことを歓迎した。その後、耿忠氏が講演を行い、最初に日本の観衆に向けて今年の北京、上海両地区で行われた日本映画週間の盛況ぶりと共に、今年10月に東京で開催される中国映画週間の状況について紹介を行った。
講座の様子
日本での「東京映画祭中国映画週間」、上海国際映画祭での日本映画週間の開催は、2006年から2015年まで既に10年の歴史を歩み、今年からは新たに北京国際映画祭での日本映画週間が開催された。日中映画祭実行委員会はこれらプロジェクトを担当し続け、耿忠氏は日中映画祭実行委員会の理事長としてゼロから映画祭の成長の歴史と共に歩んできた。
映画は総合芸術として、視覚的に分かり易く、中国と中国庶民の心の内を理解する上で最も良い媒体である。このことにより中国文化センターは昨年より日中映画祭実行委員会と共同で映画祭の主催イベントに参加し、高い評価を得ている。
「ユア・マイ・サンシャイン」は黄子韜(TAO)にとって初の海外進出となる大型映画作品で、日本のTAOファンクラブメンバーの熱烈な注目を呼び、100名近いファンがセンターで作品を鑑賞し、その多くが20代の若い女性であった。
ファンクラブの責任者は、「日本で中国映画の情報や流行している文化を知る機会が少ない。TAOは最初に韓国で流行り、韓国のアイドル情報の紹介により知られるようになった。TAOは“かっこよく、おしゃれで武術もできる”ことが日本の映画ファンを魅了する最も大きな要因である。現在、ファンクラブは主に“Youtube”上でファンがアップした中国のバラエティー番組の一部分や彼のオフィシャルブログ等を翻訳する等の方法により彼の情報を得ている。TAO好きの“TAOファン”の中国への理解も次第に増し、中国に対する誤解も解けていき、好感度も増してくるだろう。彼女たちにより多くの中国人俳優や映画を知ってもらいたい。」と紹介した。
ファンクラブ会員の方々
期日: | 2016/07/27 〜 2016/07/27 |
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時間: | 15:00~17:30 |
会場: | 中国文化センター |