2023年第1回東京国際青少年美術展が開幕

　中日平和友好条約締結45周年を記念し、全日本華僑華人社団連合会と日本華文教育基金会が主催する「2023年第1回東京国際青少年美術展」が11月13日午後、中国文化センターで開幕した。
　月曜日の午後、中国文化センターは、日中友好団体の代表者、青少年教育に携わる企業家、芸術家、画家、美術教育学校の代表者、そして展覧会の見学と授賞式に参加するために訪れた子どもたちとその親たちで埋め尽くされた。
　

　今年6月、準備を始めて以来、実行委員会には、日本（東京、名古屋、大阪、福岡）、中国（北京、福州、大連、重慶、上海、杭州、雲南、広東、香港）をはじめ、アメリカ、カナダ、シンガポールなど幅広い国や都市から、「My Beautiful City」をテーマにした600点近い絵画が寄せられた。子どもたちの子どもらしい視点と限りない創造力によって、それぞれの都市の美しさを世界に発信し、平和と友好をともに築くための感動と力を伝えていく。本展を通じて、さまざまな国の若者たちが文化的な交流とコミュニケーションを深め、両国民の友好関係を何世代にもわたって深めていくことを願っている。本展は、中国文化センター、中国国際教育テレビ、中国児童センター対外交流センター、日中協会、日中友好協会、日本華人文聯、世界芸術家連盟の後援を受けた。
　


　全日本華僑華人社団聯合会理事長賀乃和氏、日本華文教育基金会理事長林立氏、元首相鳩山友紀夫氏、中国文化センターセンター長羅玉泉氏、日中協会理事長瀬野清水氏、日中友好協会常務理事永田哲二氏、日本華人美術家協会会長卓民氏、日本大東文化大学講師陳達明氏、一般社団法人書海社理事長加藤昌韻氏、日本徽商協会名誉会長張書明氏、日中経済文化友好促進会会長潘宏程氏、日本泉州商会会長王秀徳氏、九州華僑華人聯合会会長奥薩卓瑪氏、日本北京工業大学校友会会長王金林氏、日本徽商協会理事長黄平氏、東北師範大学日本校友会会長王志剛氏、世界藝術聯盟主席程波氏、日本浙江総商会会長夏一勤氏、全日本華人書法家協会主席高小飛氏、在日黒竜江省同郷会会長王旭光氏、広島華商会会長孫明氏等100人以上が開幕式と表彰式に参加した。
　

元首相鳩山友紀夫氏

　
　鳩山由紀夫元首相は挨拶の中で、今日、中国文化センターに入ってから、世界中の美しい都市をテーマにした子供たちの作品が一面に飾られているのを目の当たりにし、とても衝撃を受けました。本展には全中連と華文教育基金会の指導の下、4歳から25歳までの若者たちの絵が展示されています。先ほど私に絵の物語や夢を語ってくれたお子さんもいました。 あなた方の純真な目で美しい世界を見て、豊かな情感と華やかな色彩で生き生きとした絵を描き、日中友好を世代から世代へと受け継いでいく希望となっていることを、私はとても幸せに感じています。と述べた。
　

子どもたちと鳩山先生

　
　開幕式に参加した多くの子供たちが「友好」と題した作品を完成させ、鳩山友紀夫元首相に贈呈した。
　

全日本華僑華人社団連合会賀乃和理事長

　
　主催の全日本華僑華人社団連合会賀乃和理事長は挨拶の中で、2023年は中日平和友好条約締結45周年であり、両国の青少年の文化芸術交流、両国の平和、友好がさらに促進することを望むと述べた。 中国大使館文化部や国内外の各友好団体の支援を受けて、日本華文教育基金会は、今年6月から11月まで、約半年間準備し、日本各地、中国の省や都市だけでなく、海外の多くの若者から優秀な絵画作品を受け取った。 今日東京の中国文化センターの展示室に初めて若者の作品がお披露目され、華やかで楽しい光景となった。世界各国からの若者の参加は、平和と友好の真の意味を昇華させ、中日両国の有識者からなる審査員による作品水準の高評価は、改めて今年の影響力の大きさを証明した。 私たち全日本華僑華人連合会は、青少年の美学教育、国際文化交流の発展を引き続き支援し、より質の高い交流と展示の場を創造するために全力を尽くします。と述べた。
　

日中協会の瀬野清水理事長

日中友好協会の永田哲二常務理事

　
　日中協会の瀬野清水理事長、日中友好協会の永田哲二常務理事、審査員代表の日本華人美術家協会卓民会長がそれぞれ挨拶した。
　

松井氷見さんによる古典舞踊の披露

　
　各賞の発表に先立ち、この夏、全日本華僑華人社団連合会が主催した「桜華杯青少年芸術コンクール」の舞踊部門で金賞を受賞した松井氷見さんによる古典舞踊「人生」が披露された。
　

テープカット式典

来賓は、入賞した若者たちに賞状とトロフィー、メダルを贈った