茶と世界・優雅なる集い～浙江省のお茶が東洋を映し出す

　2022年11月29日、「中国の伝統的製茶技術とその関連習俗」が、ユネスコの無形文化遺産「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」のリストに正式に登録された。それはとても重要な部分を担っている。
　
　これを記念して、5月24日に浙江省文化と観光庁、中国文化センターの共催で、「茶と世界・優雅なる集い」浙江省茶文化体験及び観光プロモーションが東京で開催した。
　

イベントの様子

　「原点を辿る」「葉を担う」「茶の事柄」「茶の観光」の4つのテーマで、浙江省の茶文化や日本茶の歴史的起源を紹介する映像や茶文化に関するプロモーションが行われた。茶芸の実演や功夫茶の淹れ方の説明では、浙江茶の豊かな香りを間近で体感することができ、試飲した観客からは好評を博した。
　

中国文化センター羅玉泉センター長による祝辞

中国駐東京観光代表処李想氏による欧陽安首席代表の祝辞の代読

「東方造物記」鑑賞

茶の専門家、陳建平氏による茶講座と実演

　数千年前より、中国と日本の間には茶文化の交流の芽があった。 今日、この「茶と世界・優雅なる集い」浙江省茶文化体験及び観光プロモーションを通じて、茶の友人と出会い、友情の新たな一章が加えられた。 茶文化の重要な意味合いである「和」が、中日両国の相互による文化と人的交流を促進する精神的な力になることを期待している。