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 1月21日午後、全日本華人書法家協会と中国文化センターが共同主催する「2020迎春送福書道展」が開幕した。会場に掲げられた灯篭と中国結が100点の「春聯」と「福」の字と調和し、新年の喜びと団らんを醸し出し、来場者の一人一人が笑顔を浮かべ、中国の伝統的な新年の味わいを感じていた。
 
 開幕式では全日本華人書法家協会の晋鴎主席、駐日本大使館文化部の趙歆一等書記官、中国文化センターの羅玉泉センター長、読売書法会の今成清泉評議員、日本書芸院の井垣清明院長、全日本華僑華人連合会の高原龍一副会長がそれぞれ祝辞を述べた。彼らは口々に、本展は日本にいる華人と日本の友人が春節という中国の伝統文化を深く体験できる場として、多くの方々と迎春納福の喜びを分かち合うと同時に、芸術を通した中日文化交流増進のための友情の架け橋となることを期待する、と述べた。
 

晋鴎主席の挨拶

 

趙歆一等書記官の挨拶

 

羅センター長の挨拶

 

今成清泉評議員の挨拶

 

井垣清明院長の挨拶

 

高原龍一副会長の挨拶

 
 また、開幕式には産経本国際書会の及川扇翠理事、株式会社日中文化制作センター代表取締役の工藤圀房、中国三秦書画院の伊爾根覚罗興富副院長、産経国際書会の程中審査会員、画家の李文培氏、そして中日青少年協会の青少年書道愛好家やメディア各局など、各界の友人約200人が出席した。
 

テープカットの様子

 
 さらに、当日は17人の著名書道家たちの揮毫会があり、それぞれの個性が光る「福」の字を来場した人々に書いて贈った。揮毫会は大盛況で、会場には新年の祝福が込められた「福」の字を手に入れようと来場者たちで長蛇の列ができていた。
 

揮毫会の様子

 
 なお、「歓楽春節」シリーズの一環として、会場では本展の期間中「春節抽選会」が開催される。ぜひともこれらの活動を通して中国の伝統文化を感じ、新年の喜びを共有してもらいたい。


期日: 2020/01/21 〜 2020/01/24
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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