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 12月4日、江蘇省美術家協会、中国文化センター、日中書画芸術交流協会主催、江蘇省中国画学会、南京師範大学美術学院、一般社団法人京都中国書画院共催の「金陵画派新韻―中日水墨画芸術展」が中国文化センターにて開幕した。
 
 同日午後に行われた開幕式には主催として日中書画芸術交流協会会長の陳允陸氏、中国文化センターの石永菁センター長、来賓として地域活性学会副会長の舘逸志氏、全日本華人華僑聯合会会長の劉洪友氏、公益財団法人日本美術協会・上野の森美術館顧問の釼持邦弘氏、日本江蘇総会会長で法政大学教授の李磊氏、兵庫県水墨画協会副理事長いのうえのぶこ氏、丹波市立植野記念美術館学芸課長の徳原多喜雄氏ほかアーティストや関係者などが出席し、芸術展の開催を祝った。
 
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来賓と出品者の面々

 
 主催者である日中書画芸術交流協会会長の陳允陸氏は金陵画派について「中国明清時代に江蘇南京地区で活躍した水墨画の流派であり、特に日本にでも高名な近代の画家・傅抱石が代表する新金陵画派は、伝統を継承しながら山水画の写生と創造を追求し、中国画壇に新風を巻き起こした。中国の改革開放後、新金陵画派の芸術はさらに注目され、彼らは伝統を研究すると同時に新しい芸術を創造し、独自の画風を作り上げていった」と説明した。
 
 今回の芸術展では、新金陵画派を代表する画家20人の作品と日本の関西地域を中心に活動している作家40人の作品を一堂に展示しており、現代中国画壇で活躍する新金陵画派の伝統にとらわれない新しい創作方法で表現した芸術とともに、中国と日本の水墨画による交流の軌跡も見ることができる。
 
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作品

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作品

 
 芸術展は7日まで開催される。


期日: 2018/12/04 〜 2018/12/07
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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