国宝級の陶磁器が集結「皇家气韵 流光溢彩――康熙，雍正，乾隆(清王朝) 彩絵瓷器珍宝展」が盛大に開催

　9月29日、清の最盛期を築いた康熙、雍正、乾隆の清朝三代にわたる御窯磁器をテーマにした展覧「皇家气韵 流光溢彩－－康熙，雍正，乾隆(清王朝) 彩絵瓷器珍宝展」が華やかに開幕し、各界から開幕式には著名なゲストらが集まった。
　

来賓テープカット

来賓記念撮影

　
　主催者として本展の収蔵家で上海恵風閣芸術品センター会長の呉稚亮氏、中国文物交流中心代表の周明氏、東京中国文化センター羅玉泉主任をはじめ、来賓には中華人民共和国駐日全権特命大使の呉江浩氏、元官房長官・文部科学大臣・衆議院議員の河村建夫氏、衆議院議員・元総務大臣政務官の輿水恵一氏、参議院議員・立憲民主党・政務調査会長の羽田次郎氏、参議院議員・参議院総務委員会会長の小沢雅仁氏、日中友好会館中国代表の黄星源氏、日中協會 理事長の瀨野清水氏、元東京都都立大學 理事長 慶應大学教授 日本内閣府特命顧問の島田晴雄氏、東京理科大学教授（ノーベル医学賞候補者）の松島鋼治氏、元NHK会長の濱田健一郎氏、元経済団体連合会事務局長の根本勝則氏、元東京大学産業学院副理事長の大上二三雄氏、日中友好会館顧問・元オーストラリア大使の佐藤重和氏、日本国外務省 留學生担当の鈴木真理子氏、在日中國企業協会会長の王家馴氏、復旦大學教授の李雙龍氏、東京大学教授の常徳華氏、元全日空中國室室長の朱金諾氏、資生堂中国総代表の高森龍臣氏、DDE FINTECH HOLDINGの紙屋道雄氏、佐川急便本社駐中国主席代表の松尾友正氏、ジェトロ日本貿易振興機構総務部長の小栗道明氏、日本中小企業経営協会理事長の喜多村豊氏、元三井住友銀行中國総代表の奥山和則氏、美術家のパトリックジェロラ氏など約100名の来賓が開幕式に参加し、国宝級陶磁器展の開幕を祝った。
　

呉江浩大使による祝辞

　
　中華人民共和国駐日全権特命大使の呉江浩氏は「本展には２つのテーマがあり、ひとつは建国７６周年を祝うべく貴重な作品を皆様に披露すること、二つめは大阪万博に貢献するものであり、本展の磁器が中日文化交流の代表として両国の友好交流となるよう期待している。」と祝辞を述べた。
　

河村建夫氏

　
　元官房長官・文部科学大臣・衆議院議員の河村建夫氏は「国慶７６周年に相応しい国宝級の作品を鑑賞し、繊細な仕上がりから工芸師の技術力の高さを垣間見た。中国文化理解をするためにしっかり見ていた、また次世代に引き継がれていくと理解していたことから、意義がある展示会だと思う。」と述べた。
　

呉稚亮氏

　
　収蔵家で上海恵風閣芸術品センター会長の呉稚亮氏は「康熙帝時代の優美な青白磁、雍正帝時代の控えめな優雅さ、そして乾隆帝時代の複雑で優美な優雅さは、東洋の「美が心を育み、調和が魂を育む」という物語を物語っている。王朝精神を体現するだけでなく、この「磁器の道」を継承するもので、青と白の山水画に東洋哲学の「和合と共存」、七宝の花鳥画に中国の自然と生命への畏敬の念を、皆様にはそれぞれ感じてほしい。文化財は言葉では語ることはできないが、橋を架けることはできると私たちは確信している。」と主催者挨拶をした。
　

輿水恵一氏

　
　衆議院議員・元総務大臣政務官の輿水恵一氏は「文化は平和ではなければ育たなく、平和でなければ進まないことから、日中の平和の大切さを感じる。　長い歴史の中で素晴らしい芸術へと発展した磁器のように、日中の平和交流がこの芸術作品のように発展することを願いっている。」と祝辞を述べた。
　

羽田次郎氏

　
　参議院議員・立憲民主党・政務調査会長の羽田次郎氏は「文化は国家間の友好を深めるための大切な要素であり、磁器を見て感動する気持ちは言葉、文化を超えて感じられるものなので、このような展示会がさらなる友好関係を深めることを祈念している。」と述べた。
　

作品鑑賞をする呉江浩大使と上海恵風芸術品センターの代表ら

975種類の字体で9999字の「壽」が描かれている青花磁器