中国文化センター

　2023年2月22日，中日平和友好条約締結45周年を記念し、中国汝瓷展の開幕式が中国文化センターで盛大に開催された。
　本展には河南省から主催者の河南文游創新文化発展有限公司の王亜嬌董事長と中国文化遺産継承人で著名陶磁器作家の王君子氏らが来日し、３年振りの交流となる開幕式が開催された。
　式典には、中国大使館文化部の陳諍公使参事官、元衆議院議員・参議院議員の柳本卓治氏、一般社団法人日中協会の瀬野清美理事長、公益社団法人日本中国友好協会の永田哲二常務理事、国際未来科学研究所の浜田和幸代表取締役、北城書道会の井垣清明会長、日本陶磁器デザイン協会の斎木俊秀理事、東京華僑総会の陳隆進会長、一般社団法人日中文化交流センターの呂娟会長、中国文化センターの羅玉泉センター長などが出席した。
　　

来賓によるテープカット

　　
　陶磁器は、中国５千年の文明の中でも最も輝いた文化のひとつで、1600年前の中国古代シルクロードを代表する文化商品として国内外でよく知られている。青磁の中でもNo.1と称され宋時代の美学の代表として皇帝だけでなく、人々から広く愛されてきた優美で繊細な中国汝窯磁器の日本特別展として開催された。
　

王亜嬌董事長による主催者挨拶

　　
　河南文游創新文化発展有限公司の王亜嬌董事長は「今回、中日文化交流の一端を担うべく来日した。今後、様々な場所・時間で、ニーズに合った製品を紹介し、交流してゆきたいと考えている。」と挨拶した。
　　

李延慶副庁長

　　
　河南省文化と旅遊庁の李延慶副庁長はビデオメッセージで「中日友好に尽力し、河南省の文化および観光産業の発展を支援してきたあらゆる分野の方々に心から感謝を送り、この展覧が成功することを願っている。」と挨拶した。
　　
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王君子氏による主催者挨拶

　　
　中国文化遺産継承人の王君子氏は「私は河南省宝峰の清涼寺村の出身で、汝窯の音を聞き育ち、汝窯磁器の焼成に携わり、繊細さや優雅さを追求してきた。そして作品が広く認められて幸運である。また、このような交流する機会に関わることができて光栄だ。」と述べた。
　　
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陳諍公使参事官の祝辞

　　
　陳諍公使参事官は「中国の陶磁器は日本の文化のルーツを探る源と言える。北宋時代に皇帝に愛された汝窯磁器は現代作家たちにより復刻され、このように日本で作品を見ることができて光栄だ。」と述べた。
　　
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柳本卓治氏の祝辞

　　
　元衆議院議員・参議院議員の柳本卓治氏は「以前、中曽根氏に同行し東洋文明の交差点である敦煌に行ったことを含め10回ほど訪中経験がある。日本の文化は大陸から来たもので、永遠に友好関係を結ぶのは当然だ。日本の皆さんにもそのことを理解してもらい、友好を継続してもらいたい。」と述べた。
　
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