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 11月29日中国大使館主催による「共に未来へ!北京2022冬季オリ・パラハウス」展が盛大に開催された。中国大使館の孔鉉佑大使をはじめ、元首相の福田康夫氏や元衆議院議員の河野洋平氏、日本オリンピック委員会会長の山下泰裕氏、スポーツ庁審議官の星野芳隆氏、日中友好会館会長代行の宮本雄二氏、東京都日中友好協会会長の宇都宮徳一郎氏、日中友好協会副会長の橋本逸男氏、日中協会理事長の瀬野清水氏、元女子アイスホッケー日本代表の堀珠花氏、落語家で東京オリンピック聖火ランナー林家三平氏など、日本の政治・経済・文化など各界の友人が展覧の開幕を祝った。
 孔鉉佑大使は祝辞の中で「北京冬季オリンピックは素晴らしい特色があり、唯一無二の最高の大会運営を目指して着々と進んでいる。現在はラストスパートに向けて着実な取り組みがされ、世界各国の選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう環境を整え、国際社会に対する中国の厳粛な約束を果たす。来年は国交50周年を迎え両国指導者が建設的な新時代を目指し、このオリンピックを契機に両国の友好的な発展が継続されることに期待している。そして“グリーン・インクルーシブ・オープン・クリーン”の世界の課題解決にヒントを与え、人類の運命共同体の構築を加速させて人々が共に素晴らしい未来に向かうことに期待している。」と述べた。
 

孔鉉佑大使の祝辞

  福田康夫元総理は「冬季オリンピックは夏とは違って風景と調和した良さがあると思う。コロナ禍においても各国の選手が試合の中で素晴らしい成績を収め大成功することを願っている。北京冬季オリンピックの成功の為に最大限の協力をしたい。」と祝辞を贈った。
 

福田康夫元総理による祝辞

 日本オリンピック委員会会長の山下泰裕氏は「2022年1月29日に200名を超える北京冬季五輪日本選手団の結成式を行い、200名を超える大規模な選手を派遣し、自らも同行する予定だ。先般IOCのバッハ会長や各国の委員がギリシャで会議を開き、北京冬季五輪の盛大な開催と大成功に期待していると述べた。中日両国をはじめアジア各国がスポーツ交流を通じて、相互理解と友好関係を深められることを心より願っている。そしてコロナ禍でも世界に希望や光、勇気とエネルギーを与え北京冬季五輪が成功することを願っている。」とスピーチした。
 組織委員会対外連絡部副部長·の万学軍氏はビデオメッセージで「中日両国の友好交流の往来は長く、北京冬季五輪組織委員会と東京五輪組織員会の多方面で協力関係にある。引き続き日本と高い協力関係を通じて東京五輪で蓄積された経験を参考にしたい。」と述べた。
 長野県知事の阿部守一氏は「長野県は1998年の冬季五輪の開催地であり、北京冬季五輪に協力をし、両国の各分野で友好交流が推し進められるように願っている。」とビデオで祝辞を述べた。

 
 展示会場では冬季オリンピックのメインテーマにしている“グリーン・インクルーシブ・オープン・クリーン”の理念を多数の写真や動画などマルチメディア資料で紹介し、ウィンタースポーツの魅力を伝えている他、実際にカーリングやアイスホッケー体験ができるコーナーを設置している。更にバーチャルリアリティを楽しめるVRコーナーもあり、実際の選手村がゴーグル内に映し出され臨場感溢れる景色を疑似体験できる。AR体験ではQRコードをスキャンしてスマホを大会マスコットキャラクターの冰墩墩(ビン・ドゥンドゥン)と雪容融(シュエ・ロンファ)にかざすと、オリンピック聖火が現れる拡張型現実を楽しめるコーナーもあり、子供から大人まで楽しめるインタラクティブな体験コーナーも設けている。
 
 

カーリングを体験する孔鉉佑大使

元女子アイスホッケー日本代表の堀珠花氏が落語家の林家三平氏にレクチャーする様子
 

AR(拡張型現実)による聖火体験の様子

アイスホッケーとカーリングを楽しむ子だもたち

 展示会は12月5日(日)13時ま時で開催。


期日: 2021/11/29 〜 2021/12/05
時間: 10:00〜20:00(5日13:00まで)
会場: 中国文化センター
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