中国・雲南フェスティバルin東京が盛大にスタート

　2022年7月20日，中日国交正常化50周年記念と雲南聯誼協会設立22周年を記念し、第一回中国・雲南フェスティバルin東京の開幕式が中国文化センターで盛大に開催された。
　開幕式には、中国大使館の詹孔朝総領事、日本外務省大洋州局中国モンゴル第一課の斎藤憲二地域調整官、（公財）日中友好会館の黄星原中国代表理事、（一財）日本アジア共同体文化協力機構の小松道彦理事、中国・雲南フェスティバル実行委員会の初野鹿惠蘭会長、（株）アジア太平洋観光社の劉莉生社長などの来賓が出席した。

来賓によるテープカット

　開幕式の冒頭では日本雲南聯誼協会の中日青少年ボランティアによるイ族とワ族による民族舞踊が披露されオープニングを華やかに飾った。

　雲南フェスティバル実行委員会の初野鹿惠蘭会長による主催者挨拶では「日本雲南聯誼協会は設立以来日、雲南と日本の文化交流、経済、促進の為に尽力してきた。特に教育分野においては学校を２５校を建設し、学校で学びたいという夢を持つ少数民族の女子学生、約1000名の支援を行ってきた。本展を通して日本の皆様にこの活動と雲南を知ってもらえるように、今後もこの取り組みを継続していく。」と述べた。

初野鹿惠蘭氏による主催者挨拶

　中国大使館の詹孔朝総領事は「雲南の風景は大変美しく、最も少数民族の方々が多く暮らす場所でもあり、とても特色ある場所。中日国交正常化50周年の記念に際し、この展覧を通して更に雲南を知ってもらい、コロナ収束後には是非雲南を訪れてその美しさを体験してほしい」と祝辞を述べた。

詹孔朝による祝辞

　（公財）日中友好会館の黄星原中国代表理事は「私は22年前から貧困緩和の仕事のために雲南に行き、地元の習慣を体験し絆を築いてきた。日中外交正常化50周年の特別な歴史的瞬間に、両国の人々の交流が更に強化され、より多くの民族文化が生まれることを期待している。」と述べた。

黄星原致辞

　（一財）日本アジア共同体文化協力機構の小松道彦理事は「私は3年前に雲南に行き、感動した。 雲南には日本文化に興味のある人もたくさんいる。今年の10月には雲南に行き日本祭りを開催する予定。現地に来られない人は是非オンラインで参加して雲南を知ってほしい」と述べた。
　

小松道彦理事

　雲南華僑連行会の万妍娟副主席と雲南省人民対外友好協会の王宇副会長はビデオメッセージで祝辞を寄せ、さらなる雲南と日本の交流が深まることを期待していると祝辞を贈った。

万妍娟氏のビデオメッセージ

王宇氏のビデオメッセージ

　日本雲南聯誼協会青年部の中国側代表の季瑞穎氏と日本側代表の井上順氏らによる青年部活動報告や参加呼びかけが行われた。

日本雲南聯誼協会青年部

　7月23日（土）、24日（日）にはお茶やトンパ文字講座、少数民族衣装を着て記念撮影など多彩なイベントがある。申し込み不要・無料
開館時間10：30～17：30