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 7月16日午後、中国文化センターと南昌市文化広電新聞出版旅游局ならびに八大山人記念館の共催による「再現妙筆—八大山人書画精選展」の開幕式が中国文化センターで開催された。
 八大山人は水墨写意画で有名な書画家で、特に花鳥画に優れた。その絵は綿密に計算されて広がりを感じさせる構図や、まろやかで清らかな筆墨、姿形だけでなく内面も趣にあふれた造形など、孤高で背俗離れした精神世界が描かれている。本展は八大山人の花鳥、山水、書画から厳選された代表作35点が展示されており、八大山人の書画創作の特徴、その真髄が前面に押し出されたものとなっている。
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墨荷図

 
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行書横幅:「時惕乾称」

 
 また、本展の開幕式には、中国駐日本国大使館文化部の蘇濤二等書記官、外務省アジア大洋州局中国モンゴル第一課の井川原賢地域調整官、前衆議院議員の輿水恵一議員、公益社団法人日本中国友好協会の永田哲二常務理事と高野倉和央顧問、一般社団法人東京華僑総会の陳隆進副会長、東京都日本中国友好協会の石川信行副会長、東洋書道芸術学会の松本烏城会長、全日本華人書法家協会の晋鴎会長、南昌市文化広電新聞出版旅游局の熊偉副局長、八大山人記念館の周暁健館長など、日中の政界、文化界を中心に多くの来賓が参加した。
 
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テープカット

 
 南昌市文化広電新聞出版旅游局の熊偉副局長はその挨拶の中で、「今回の展覧は八大山人記念館にとって初の海外展であり、彼の魅力を国外に向けて発信する新たな試みである。中日両国は一衣帯水の隣国として、古くより文化交流が行われてきた。今や文化交流と相互学習は中日両国民共通の願いであり、この展覧を通じて両国の交流を深め、中日の友好を末永く推し進めていきたい」と述べた。
 
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挨拶

 
 開幕式の後には、熊偉副局長と八大山人記念館の画家とによる書画の実演が行われ、会場で書き上げられた作品は、中日の友好と平和の証として日本の来賓へ送られた。
 
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作品贈呈:「海内相隣,天涯無羈」

 
 また、日本の人々に中国文化への理解を深めてもらうため、本展では八大山人記念館の学芸員による展示解説も行われた。八大山人の生涯やその筆法、構図法、芸術的価値など多角的で詳しい解説が行われ、日本の参加者たちの興味を強く引き付けていた。
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展示解説


期日: 2019/07/16 〜 2019/07/26
時間: 10:30〜17:30(2019/7/26 10:30~13:00)
会場: 中国文化センター
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