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 中日平和友好条約締結40周年、中国改革開放40周年を記念して、6月6日午後、「中国文化クリエイティブ製品展示ウイーク」が中国文化センターで幕を開けた。
 
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ファッションショー

 
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ランウェイ

 
 今回の「中国文化クリエイティブ製品展示ウイーク」の開幕を飾ったのは、中国文化センターと中外文化交流中心、中国対外文化集団公司の共同主催による「シルクの記憶——中国ファッション30年の歩み展」で、本展は衣装とデザイン画展示、ファッションショーの3部構成となっている。ベテランから若手まで3世代10名の中国トップデザイナーによる改革開放から40年間のシルクを用いたファッション30点を展示し、中国の剪紙(中国の切り紙工芸)や手織り芸術、伝統の刺繍、染物の技術などをデザインに織り込み、伝統的な民俗文化のエッセンスを余すことなく伝えている。
 
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ランウェイ

 「開幕式ファッションショー」は関心の高さから多数の観衆を集め、出席者たちは華麗なファッションの饗宴に期待を募らせていた。開幕式当日は梅雨の降りしきる雨にも関わらず、浜田和幸前参議院議員、石田昌宏参議院議員の代理として五反分正彦氏、外務省アジア大洋州局 中国・モンゴル第一課の井川原賢調整官、JUNKO KOSHINO(株)の鈴木弘之代表取締役、日中友好協会の高野倉和央顧問、永田哲二常務理事、日中協会の小国宏理事、東京華僑総会の陳隆進副会長、森ビル㈱の星屋秀幸顧問、世田谷文化財団の永井多恵子理事長、工学院大学孔子学院の高橋恵子院長などが出席し会場は満員となり、各界来賓の期待はますます高まっていた。
 
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リハーサル

 
 ファッションショーの開始前、キュレーターの楊貝貝氏が主催を代表し、中国服装デザイン協会第7回理事会主席で元清華大学美術学院院長の李当岐氏が来賓とデザイナーを代表して挨拶を行い、本展の特徴、デザイナーやクリエイティブ・アイデアについて紹介した。
 
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ファッションショー

 
 ファッションショーでは清華大学美術学院博士課程指導教員の李薇氏、若手デザイナーの王笑石氏、日本の新鋭服飾デザイナーの澤柳直志氏、谷山浩史氏、HIKARI氏の作品が出展され、ステージ上に中日デザイナーの作品が一堂に会し、11名のモデルにより披露されると、観衆の目を釘付けにしていた。
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華麗なモデルたち

 
 中国中央電視台(CCTV)の司会者朱迅氏、李佳明氏、楊帆氏や著名アーティストの李菁氏、李玉剛氏らが映像で祝辞を寄せた。
 観衆からは、「ハイレベルなファッションショーというだけでなく、モデルもハイレベルで美しく、大興奮で目を楽しませてくれた。」、「なかなか見られない貴重なファッションショーの演出は新鮮であった。」、「より多くの若者が好むイベントの開催を希望する。」、「文化センターは常に人で賑わい羨ましい。」、「文化センターのイベントはより多く、より素晴らしく、更に人を魅了している。」など多くの意見が上がった。
 ファッションショーは多くの中日メディアの関心も集め、新華社、人民日報、人民網、人民日報海外版、人民中国、朝日新聞、「日本と中国」、日本のファッション雑誌、繊維科学雑誌、CCTV大富、中文導報、東方時報などの記者がインタビューや取材に訪れた。本展は15日まで開催される。


期日: 2018/06/06 〜 2018/06/15
時間: 10:30〜17:30(最終日は13時まで)
会場: 中国文化センター
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