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 春節を間近に控えた1月18日午後、日本華人迎春送福実行委員会と中国文化センターが共同主催する「2022迎春送福展」が今年も盛大に開催した。中華民族にとって最も重要な伝統行事かつ中国人の円満の日「春節」。2022年の新春の到来とまもなく開催される北京冬季オリンピック、パラリンピックの成功を祝して、在日華人華僑たちの筆による100余点の春聯と、中日の子供たちが描いた50余点の「福」の字が会場にところせましと並び、会場は中国の「福」文化の奥深さと中国書法芸術の独特な魅力、そして作者たちの祖国と友に対するに対する深い思いにあふれていた。
 

开幕式现场

 
 日本華人文聯の晋鴎首席はそのあいさつの中で、書法でつながった仲間たちと共に新春を過ごせることに感謝する、在日華人華僑の心は常に祖国とつながっており、中華復興と中国伝統文化の海外普及のために尽力していきたい。と述べた。
 

晋鴎首席

 また、日本側からは日中協会の瀬野清水理事長が挨拶した。瀬野理事長は自身の在中国勤務の中で、何度も春節を過ごしてきたことを振り返り、中国人の春節に対する特別な感情は、どこにいても「家」を大切に気持ちの表れであると述べ、春節の到来と展覧の成功を祝福した。
 

瀬野清水理事長

 そして、羅玉泉センター長は主催代表として来賓たちに歓迎と感謝を表した。「2021年には、中国文化センターと駐日大使館、日本の友好団体および在日華人華僑など、各界の人々によって累計108回ものPRイベントが会場やオンラインで開催し、センターも中日文化交流の良質なプラットフォームとして尽力してきた。今年は、中日国交正常化50周年の契機であり、センターでも北京冬季オリンピックを皮切りに、日本の各界の方々と協力して連動性が高く面白い文化交流活動を多数開催していくことで、中日友好事業の発展促進に貢献していきたい。」と述べ、今回6回目となる「新春送福展」が毎年異なる趣向で中国福文化を紹介していることを指して今後益々の発展を期待し、来賓たちのご多幸、展覧と北京冬季オリンピックの成功を祝福した。
 

羅玉泉センター長

 
 開幕式当日は、中日の書道家たちによる揮毫会も開催され、訪れた人々に「福」の字を書いて送った。このほか、新春を祝うビデオメッセージなども作成され、北京冬季オリンピックの開催にエールを送っていた。
 

嘉宾合影

 赤い灯籠や中国結びが飾られた会場では、春節の伝統食である水餃子を送ったり、なぞなぞや新春抽選会が行われたり、始終春節ムードであふれていた。特にこの抽選会では中国文化と旅游局提供の「歓楽春節」および「北京冬季オリンピック」関連のグッズが当たることもあり、非常な賑わいを見せていた。
 

中日書道家による揮毫会

 
 本展は中国文化センター「歓楽春節」イベントの第一弾として2月2日まで開催される。是非とも多くの人々に会場を訪れ、春節の暖かな雰囲気を楽しんでいただきたい。
 


期日: 2022/01/18 〜 2022/02/01
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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