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 2016年4月25日午後、中国文化センターと中国文化伝媒集団の共同主催による「視覚中国・洲際行-王根生工筆画展in日本」が中国文化センターで開幕した。
 
 衆議院議員で総務大臣政務官の輿水恵一氏、中国駐日大使館の陳三虎参事官、日中友好会館の武田勝年理事長、日中協会の白西紳一郎理事長、東京華僑総会の廖雅彦会長、日中友好協会の永田哲二常務理事等来賓が開幕式に出席し、主催者と共にテープカットを行った。中日各界及び絵画愛好家約50名が開幕式に参加した。来場者は王根生の絵画作品に強い関心を示しており、高い評価を得ていた。
 

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テープカット式典

 
  開幕式ではまず中国文化センターの趙平副センター長が主催を代表して挨拶を行い、「工筆画は歴史の長い中国絵画の中で濃い色彩の美しい一筆であり、繊細な筆遣いで人物や景物を描く中国画の表現方法で、唐の時代に流行した。本日、私たちは王根生先生の作品を鑑賞することにより、中国工筆画の魅力を理解し、また中国現代工筆画発展の最も新しい傾向を理解することができる。」と話した。
 

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衆議院議員で総務大臣政務官の輿水恵一氏

 
 衆議院議員で総務大臣政務官の輿水恵一氏は挨拶の中で、「昨年中国と交流を行うため中国河北に行った際、芸術家の創作環境と創作生活を深く理解し体験した。また中国の芸術家の芸術に対する追求と愛を感じた。本日中国文化センターで王根生先生の作品からこの種の情熱を感じた。このように細かく優美な筆遣いの作品は、深い愛がなければ完成することができないだろう。」と述べた。
 
 「芸術市場」雑誌社股份有限公司の李学偉副総経理及び本展の出展画家である王根生氏も挨拶の中で会場の観衆と今回の展覧会に助力をいただいた各界人士に対し感謝の意を表すと共に、中日交流に自らが貢献できたことに喜びを表した。
 

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作品を鑑賞する日本の観衆

 
 王根生氏は中国現代工筆人物画壇の中で代表的な画家の一人である。現在は中国美協会員、中国民盟盟員、河南省美協理事、河南省美協工筆画芸委会副主任、河南省書画院画家、天津工芸美院客員教授を務め、その作品は全国美術コンクールにて数多の賞を受賞している。
 
 中国現代工筆画の革新者の一人として、王根生氏は伝統的な工筆画の観念を用いては、完成させるのが難しい大作を創作し、感情と風雅な趣向の創作理念を以って上品さと繊細さ、静かさと優雅さといった伝統的な中国工筆画を追及し続け、また荘厳で力強い美しさ、広大で迫力ある外観と風格を兼ね備えており、現代工筆人物画に伝統的な東方の美の境地を繊細に表現するだけではなく、起伏に富んだ場面を表現した大作も試み、現代工筆人物画創作に全く新しい視角と更に多くの可能性を提供している。
 
 本展は画家王根生氏の2016年工筆画芸術国内外巡回展のスタートとして、丹精込めて創作された現代工筆絵画芸術作品50点を展示している。中国工筆絵画芸術の新たな姿を展示し、日本の観衆の目を楽しませてくれる中国現代絵画芸術、そして日本の民衆に現代中国をより理解してもらう新たなプラットフォームを提供している。
 
 本展は4月28日まで開催。


期日: 2016/04/25 〜 2016/04/28
時間:
会場: 中国文化センター
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