2025年8月5日、「芸術で未来を拓く・日中青少年芸術交流展」が中国文化センターで華やかに開幕した。本展は北京成コトバンク芸術センターと東京中国文化センターの共催により開催され、北京成果美育と日中青少年文化芸術交流協会が協力した。中日両国の若い世代による芸術を通じた交流と友情の深化を目指して行われた。
オープニングでは、12歳の司会者・周茜玥さんが登壇し、堂々と開会を宣言。中央美術学院の教師であり公共キュレーターでもある馬華元さんが展覧会の意義について語り、主催者を代表して羅玉泉さん(東京中国文化センターセンター長)と孫紅娟さん(北京成コトバンク芸術センター創設者)も挨拶を行った。
その後、共催者の于上さんと髙橋陽子会長も挨拶に立ち、中日青少年の文化交流の重要性を強調した。
式典では展覧会のプロモーション映像が2本上映され、続いて中日青少年による作品紹介とステージ発表が行われた。中国の若者たちは短編映像、ピアノ演奏、創作体験の共有などを披露し、日本側の子どもたちも歌や空手演武を通して個性と交流の意欲を示した。
保護者代表の黄后川さんのスピーチに続き、「国際青少年芸術交流証書」の授与式が行われた。選ばれた小さなアーティストたちに証書が授与され、記念撮影が行われた。
展覧会場では、策展チームと司会者によるバイリンガルガイドツアーも実施され、出展者である子どもたちが自ら作品の内容、材料、思いを語り、簡単な質問応答も行われた。
イベントの最後には「共創芸術活動」として、スタンプアートによる共同作品の制作が行われた。参加した中日青少年は互いに学び合いながら、芸術を通じた言語と文化の交流を深めた。
この展覧会は、芸術の魅力を共有するだけでなく、国境を越えて心を通わせる貴重な機会となった。
期日: | 2025/08/02 〜 2025/08/02 |
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時間: | 9:30~17:30 |
会場: | 中国文化センター |