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 8月16日、第八回全日本華人書法家協会展が中国文化センターで開幕された。日中友好協会の永田哲二常務理事、産経国際書会の及川扇翠専管理事、北城書道会の井垣清明会長、書道芸術社の細野誠社長等書道界においての中日友好関係者は、全日本華人書法家協会の新旧メンバーと共に、書道芸術の視覚的な饗宴を開いた。

来賓記念撮影

 主催者を代表して、全日本華人書法家協会の高小飛主席は、中日両国の間には多くの共通点があり、多くの中国伝統文化が日本で保たれ、発揚されていると見なし、特に書道文化を研究したり学んだりする人にとっては水を得た魚のような感じがするのだろうと発言した。

全日本華人書法家協会の高小飛主席

 日中友好協会の永田哲二常務理事は、近代文明の発展につれて、科学技術が人々の日常生活の中に浸透しつつ、我々の文明と交流をより円滑にしていると強調した。また、伝統的な書道美術などが表した芸術文化は人々に心に響くような啓発と交流を与えることができ、私達の相互理解と協力することを促進すると述べた。

日中友好協会の永田哲二常務理事

 産経国際書会の及川扇翠専管理事は、今年が中日国交正常化50周年であり、自分の母親も50年前に中国に訪れ、多くの中国の友人の助けと指導を受けたと言い出した。また、両国の若い世代が書道芸術を通し、交流し合いながら相互信頼をさらに強化することを望んでいる。

産経国際書会の及川扇翠専管理事

 全日本華人書法家協会の晋鸥名誉主席、全日本華人美術家協会の卓民主席、北城書道会の井垣清明会長、全日本华人書法家協会の马燕平副主席、全日本華人書法家協会の木村成彦常務理事はそれぞれ開幕式で発言した。皆は今回の展示の規模と水準に高い评価を与え、全日本華人書法家協会の発展に祝福を与えた。

全日本華人書法家協会の晋鸥名誉主席

全日本華人美術家協会の卓民主席

北城書道会の井垣清明会長

全日本华人書法家協会の马燕平副主席

全日本華人書法家協会の木村成彦常務理事

 その後、高小飛主席が自ら創作した巨大な書道作品「桃源郷記」を中国文化センターに贈呈した。羅玉泉センター長は感謝の意を表し、全日本華人書法家協会は在日華人華侨の書道愛好家の学習と交流において非常に良い場を提供したと述べた。また、羅玉泉主任はこれらの重要な文化活働に対して、中国文化センターは今後とも引き続き大いに支援し、多彩なイベントの開催を契機としてより多くの愛好者を引きつけ、中華文化の宣伝に尽力していきたいと強調した。

巨大な書道作品「桃源郷記」

中国文化センターの羅玉泉センター長

 最後に、全日本華人書法家協会の呉敏中副主席が来賓たちに「杏雨桜風」の内容を解読し、今回の展覧会で全日本華人書家協会会員から洗練された書道作品集「杏雨桜風」を披露した。

全日本華人書法家協会の呉敏中副主席

 今回展示された80点余りの書道作品の中、篆書、隷書、行書、草書、楷書などの書体を集めた。作品は清雅秀逸なものもあれば、質朴洒脱なものもあり、書道家達の創造力を十分に示した。本展は8月26日の午後13時まで開催されるため、書道に興味のある方々のご来場をお待ちしている。

展示作品

 


期日: 2022/08/16 〜 2022/08/26
時間: 10:30〜17:30(初日は13:30から、最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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