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 日中友好条約締結45周年を記念する「意境と意象・山と馬」久保田博二・李剛写真展が19日午後、中国文化センターにて開幕しました。
 
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集合写真

 
 中国駐日本国大使館陳諍公使参事官、中国文化センター羅玉泉センター長、一般社団法人日中協会瀬野清水理事長、 公益社団法人日中友好協会永田哲二常務理事、在日華人写真交流協会馮学敏会長、日本の著名な書道芸術家柳田泰山、北京啓明東方文化交流センター黄振海理事長、日本中国写真芸術協会佐藤成範会長など約80人が開幕式に出席しました。
 
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テープカット

 
 1939年生まれの久保田博二氏は、アメリカに留学し、1965年にマグナム·フォトのメンバーとなった著名な日本人の写真家のひとりです。撮影は全世界各国に及び、特に北朝して撮影したことが世界で有名です。また、1970年代から80年代にかけて、二十回以上訪中し撮影しました。1985年中国美術館で展示された桂林を空撮した風景写真は、中国の観客に新しい衝撃を与え、さらに中国風景写真界に対する理解にも大きな影響を与え、日中友好の証となりました。
 
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久保田博二が撮った「桂林山水」

 
 今年74歳の李剛氏は第四回中国写真家協会芸術委員会委員、中国国家芸術基金会写真評論家、中国馬業協会写真支会会長、中国写真芸術の最高賞である金像賞、中国芸術写真金路賞を受賞しました。彼の写真集は米国のベニー賞金賞、ニューヨークADC優勝賞、中国の「最も美しい本」などの栄誉を何度も獲得しました。近年、李剛氏は馬をメインテーマにし「馬」、「雪原·馬」、「一群馬·満天星」などの馬の写真集を多数出版しました。
 
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李剛が撮った「馬」

 
 祝辞の中で、中国駐日本国大使館陳諍公使参事官は「久保田博二氏が撮影した70、80年代の中国の自然、土地風情は、中国の歴史に対する記録であり、後世の人々が中国を理解、研究するための重要な資料です。今年は中日平和友好条約締結45周年、中国の改革開放45周年にあたり、中国には大変大きな変化が起きました。多くの日本国民が久保田氏のように中国を訪れ、再びフィルムで現在の中国を記録し、発見し、心で現在の中国を体感することを期待しています。李剛氏は馬の撮影で有名で、彼の作品から馬文化に対する理解と追求が読み取れる。彼は緩やかな黒白のトーンで馬の日常生活叙述し、そしてそこから中国の古代哲学思想の脈絡を明らかにしようとしています。李剛氏が引き続き日本の写真家との交流を強化し、さらに多くの人々の心に響く写真作品を発表することを心から期待しています。 中国文化センターが今後 、両国が共に参加するイベントを多く開催し、中日両国の友好を促進する架け橋の役割を果たすことを期待しています」と述べました。
 
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中国駐日本国大使館陳諍公使参事官による祝辞

 
 開幕式の後の座談会では、中日両国の写真家と写真愛好家が、それぞれの撮影経験や技術をシェアし、歓談しました。
 


期日: 2023/09/19 〜 2023/09/22
時間: 10:30〜17:30(最后一天到13:00)
会場: 中国文化センター
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