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 2月4日午後、中国文化センターと日本湖南同郷会の共同主催による「壬寅の迎春を祝して-芸術作品展」が開幕した。開幕式には柳本卓治元参議院議員、小川利靖日中友好協会参与、瀬野清水日中協会理事長、久保和弘横浜市議会議員、陳隆進東京華僑総会会長、田偉日本湖南同郷会会長、呉之東美術館館長呉緑江女史や画家の劉悦東氏や呂娟女子など、40余名が出席した。
 

開幕式の様子

 
 羅玉泉センター長はあいさつの中で、「おりしも立春と北京冬季オリンピック開幕日というめでたい日に本展が開幕したことをうれしく思う。湖南省は日本人にはなじみがまだ浅いかもしれないが、中国人にとっては毛沢東主席や国歌の作詞家田漢氏の出身地として有名である。そんな湖南省出身の画家たちのそれぞれの個性が光る作品を通して、中日文化交流がますます発展していくことを願う。」と述べた。
 

羅玉泉センター長

 
 柳本卓治元参議院議員は「以前中曽根元首相の秘書として何度も中国を訪れ、センターの設立以来多くのイベントに出席させてもらっている。北京オリンピックの大成功を祈るとともに、『兄弟』仲良く、お互いの立場を守りながら民族文化を継承してゆき、アジアや世界が平和になっていくことを強く願う。」と中日交流の在り方について述べた。
 

柳本卓治元参議院議員

 また、久保和弘横浜市議会議員は「コロナ禍で多くの制約がある中ではあるが、人と人をつなぐのは文化の力である。民間の交流が文化発展と世界平和につながっていくことを願う。」と民間交流の重要さを語った。
 

久保和弘横浜市議

 
 そして呉緑江館長は「寅年の春、ようやく中国文化センターで展覧会を開催するという呉之東の生前の願いを実現することができた。今回出展した動植物の作品がもつ大自然の息吹が、コロナで傷ついた人々の心を癒し、活力を与えてくれると信じている」と最愛の夫の願いの実現に感謝を述べた。
 

呉緑江館長

 開幕式では「湖南如此多嬌(湖南はこんなにも愛らしい)」という観光PRのビデオが上映されたほか、日本湖南同郷会の会員による民族衣装のファッションショーや女声独唱などが公演された。
 

民族衣装ファッションショー

 

女声独唱

 

観光PRビデオ

  中国水墨画、油絵、日本画など多彩な表現による絵画作品が並ぶ本展は2月18日午後13:30まで開催される。


期日: 2022/02/04 〜 2022/02/18
時間: 10:30〜17:30(2/28 ~13:30)
会場: 中国文化センター
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