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 11月6日、中国文化センターにて、翰墨書道会・日本王蘧常先生顕彰会、東京中国文化センター、株式会社柔城の共催による「両岸猿声-方攸敏・藤村遠山・傘寿記念 日中二人書画展」が盛大に開幕した。
 
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集合写真

 
 日本芸術院会員・日展理事の星弘道氏、日中友好会館理事長の小川正史氏、日本アジア共同体文化協力機構理事・事務局長の小松道彦氏、日中協会理事長の瀬野清水氏、東京華僑総会副会長の銭江麗子氏、日中友好協会常務理事の永田哲二氏、日中友好協会参与の藤田基彦氏、日中関係学会副会長の林千野氏、東日本国際大学客員教授の西園寺一晃氏、呉昌碩曾孫/東京国際呉昌碩芸術院長呉超、王一亭曾孫/上海海派書画院秘書長陈煜章をはじめ100名近い人々が出席した。
 
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挨拶する様子

 
 開幕式では、郭同慶氏(日本翰墨書道会・王蘧常先生顕彰会会長)が、参加作家2人との出会いや本展の準備過程を紹介した。方氏の花絵画の筆や色の表現力の豊かさや藤村氏の金文・章草に対する情熱、勤勉による高いレベルの作品に対する評価よりこの展覧会を企画した経緯と述べた。
 
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挨拶する様子

 
 上海の著名な画家であり、翰墨書道会の顧問である方氏はスピーチの中で、「藤村氏のように優れた才能を持つだけでなく、芸術の分野で努力を惜しまない人を心から尊敬しており、今回、藤村氏と共に書画展を開催できることは、日中両国民の友好の現れである」と述べた。
 
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挨拶する様子

 
 翰墨書道会副会長・王蘧常先生顕彰会副会長の藤村氏は、「方氏は何十年も画家として活躍し、中国では “花王 “と呼ばれている。 それに対して私は定年退職後に趣味で始めたばかりで、書歴は10年程度しかないので、対等ではないとは思うが、千載一遇のチャンスだとも思っている。 4年前、東京国立博物館が『王羲之を超えた書道展』と題して顔真卿の作品展を開催した際に先達を勉強し超えるような改革の精神が如何にも大事と良い勉強が出来た。この書画展で取り上げられている清末の鄧石如、趙之謙、沈曾植、王蘧常といった改革派の書家たちではなかろうか。 本展は「清朝に於いて古書体復興の先人を偲ぶ」をテーマに、「金文」「碑文」「章草」の3書体を中心に臨書や創作した作品を展示する。 また、章草 を研究の主要テーマとしている翰墨書道会の一員として非常に幸せだ。この書画展は多くの方々の支えがあって実現したもので、心から感謝している。”
 
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挨拶する様子

 
 日本芸術院会員·日展理事星弘道氏は、郭同慶氏が上海呉昌碩芸術研究協会の訪日団を伴って今年の初めに私の書院に来訪し揮毫会を行った。今年の9月末に郭同慶氏の案内で私達日本書道家代表団が北京、洛陽を訪問した。星氏は書道友好こそ、真の両国民の草の根交流が出来ると述べた。
 
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挨拶する様子

 
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挨拶する様子

 
 開会式では、日本アジア共同体文化協力機構(JACCO)の小松道彦理事・事務局長が、福田康夫元首相からのメッセージを代読した。 福田康夫氏は、今回の日中書画二人展を「日中書画交流の重要な一例」と高く評価した。また、東京中国文化センターの羅玉泉センター長も開会の辞を述べ、今回の日中二人書画展を高く評価するとともに、このような交流がさらに盛んになり、中日友好が深まることを願っていると述べた。
 開幕式の後に揮毫会を行い、星弘道、方攸敏、藤村遠山、呉超、張吉の順でそれぞれの書画作品を揮毫した。
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揮毫現場

 
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展覧会現場

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交流イベントの様子

 
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講座の様子


期日: 2023/11/06 〜 2023/11/10
時間: 10:30〜17:30(最后一天到13:00)
会場: 中国文化センター
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