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 1月22日午後、全日本華人書法家協会と中国文化センターの共催による「迎春送福書法展」が開催した。
 本展では「春来福到」をテーマに、中日両国の著名な書法家が創作した様々な約100点の「福」や春聯を展示、会場は作品で赤一色に染まった。「福」字のみを集めた書法展は中日両国で初の試みである。

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来賓の方々とのテープカット

 開幕式の冒頭には中国茶芸の実演と古筝の演奏が行われ、華々しい雰囲気が演出され、式では中国駐日本大使館文化部二等書記官の趙歆女史、著名な日本人書法家の村山臥龍氏が開催に際して祝辞を寄せ、全日本華人書法家協会の晋鴎会長があいさつを述べた。
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会場で催された古筝と茶芸の演出

 このほか、呉昌碩の曾孫で呉昌碩芸術研究協会副会長の呉超氏、華福商事社長の林忠氏、日本珠海聯誼会会長の呂娟女史、杭州黄賓虹研究会会長の趙軍氏、創価学会インターナショナルセンター代表理事の日箇原徹氏、日中文化制作センター代表の工藤國房氏など各界の来賓及びメディアなど約80名が出席し、式後の送福揮毫会では来場者がこぞって中日の著名書法家らによる福の字を求め、大いににぎわった。

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大賑わいの揮毫会

 趙歆女史は祝辞の中で「送福文化は人々の春節の喜び、新時代に対するあこがれの表現であり、中日両国民の相互理解を深めるのに非常に良いイベントである」 と述べた。また、村山臥龍氏は「今の日本の書と中国の書と離れすぎている。これからの発展には中国書道という基本を見直す『法古創新』の精神が必要」と、高熱をおして中日書法の将来を語った。そして晋鴎会長は「書法は中国文明の象徴であり、この書法と福文化を子々孫々まで伝え、また日本の方々に伝えていくことは我々在日華人書法家の使命である」と述べた。

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挨拶を述べる晋鴎会長

 なお、今回の展覧会は人民中国、『日本書法』誌、中文報道社、日中商報、日中新聞、香港フェニックステレビなどでも報道された。


期日: 2019/01/22 〜 2019/01/25
時間: 10:30--17:30(最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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