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 2016年1月25日午後、中国文化センター、日本甲骨文書道研究会が主催する「古(甲骨文)×古(万葉集)=新(日中文化)-張大順甲骨文書道芸術展」が中国文化センターで盛大に開幕した。展覧会では日本の書道界で日本甲骨文書道研究の第一人者と呼ばれる旅日華人学者の張大順氏が創作する甲骨文書道及び篆刻作品50点を展示している。
 

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展覧会の開幕式でテープカットをする来賓

 

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中国文化センターの石永菁センター長による開幕の挨拶

 

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観衆に作品の魅力を紹介する日展会員、著名書道家の田中節山氏

 

 中国文化センターの石永菁センター長は主催者を代表して挨拶を行い、「中日は同じ漢字を使用する国であり、甲骨文は漢字の祖先であり、漢字は中日を繋いできた。本日は多くの来賓と友人の皆様がいらっしゃるが、新たな一年の中で、文化センターに対してこれまで同様皆様のご支持をいただだけるよう願っている。」と述べた。続いて浜田和幸参議院議員、中国駐日大使館の陳諍文化参事官、日展会員の田中節山氏、日中協会の白西紳一郎理事長が来賓として挨拶をし、旅日学者の張大順氏の長年にわたる甲骨文研究の多大な成果を賞賛した。甲骨文書道の形式を用い、日本最古の和歌集「万葉集」の内容と融合させ、気勢みなぎる力作を丹精こめて創作し、中日両国の古代の宝を一緒に輝かせ、改めて無限の魅力を放たせることで、中日文化交流の新たな一章を切り開いた。中日各界の友好人士、書道愛好家、学者、記者等約100名が開幕式に出席した。
 

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記者のインタビューを受け、感想を話す浜田和幸国会議員

 

 開幕式後、旅日学者の張大順氏がテーマに基づいて講演を行い、素晴らしい絵や文で甲骨文の基本構造や歴史の変遷及び古代の漢字に対する影響を説明し、聴衆にとって得るものが多く、甲骨文の魅力の在り処について理解を深めた。また聴衆は昔の人の知恵に感服するとともに、中国古代文化の学識の広さに感慨を覚えていた。
 

 講演終了後、張大順氏は甲骨文の揮毫を行い、観衆にも体験してもらった。展覧会は1月29日まで開催。
 

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作品を鑑賞する日本の観衆

 

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張大順氏が観衆に向け会場で甲骨文書道を披露する様子

 

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会場で甲骨文芸術を体験する観衆


期日: 2016/01/25 〜 2016/01/29
時間:
会場: 中国文化センター
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