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 5月21日午後、中国文化センターが紹興市文学芸術界聯合会ならびに紹興市旅遊形象推広中心と共催し、PAOS NET、紹興興善浄行文化伝播有限公司の協力を得た展覧会「紹興縁 中日茶禅書文展」が中国文化センターで開幕した。
 本展は日中の著名な禅僧たちの書文の展示をメインに、日本人にもなじみの深い紹興市の文化芸術を紹介するとともに、中国禅宗の思想や趣を広く広めるべく開催された。
 
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テープカットの様子

 
 開幕式当日はあいにくの大雨であったが、中国駐日本国大使館の石永菁参事官、紹興元政協委員・蘭亭書道研究会副秘書長である方棟楚氏、公益財団法人日中友好会館の荒川克之理事長、日本跨境経済協会の里坊昌俊理事長、岡山県立大学の児玉由美子客員教授、グランド・グリーミング・グラフィックスの林 廣行アートディレクターらが参席し、観衆は80名を超え、会場では紹興酒が振舞われるなど、大いに賑わいを見せた。
 
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方棟楚副秘書長の挨拶

 
 まず、羅玉泉中国文化センター長が主催側を代表して挨拶し、「日本とも関係の深い茶や禅、または紹興酒を通して皆さんの紹興に対する興味を高め、日本と紹興の交流を推進できることを望む」と述べ、次に方棟楚副秘書長が「紹興と日本の交流の長い歴史の中ではぐくんできた仏縁、墨縁、および人の縁を受け継ぎ、この展覧を通じて新たに発展させていきたい」と挨拶を述べた。
 
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石永菁文化参事官の挨拶

 
 最後に中国駐日本国大使館の石永菁文化参事官が「昨年釈了成法師とお話しした寺院文化の展覧会が今回実現したことはとてもうれしい。紹興と言えば魯迅先生や紹興酒ばかりだが、茶、花、書画などの寺院文化も根強いので、より多くの方々が紹興を訪れ、紹興の文化に広く触れることを期待する。」と挨拶した。
 
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了成法師(左)による講演

 
 開幕式後はすぐに紹興市龍華寺住職である釈了成法師による講演会「任時代の茶禅書文と茶話会文化」が開かれ、日本の聴衆は「禅の智慧を実生活にどう生かすか」という法師の話に聞き入っていた。
 
 本展は5月24日まで開催される。
 
 紹興縁—中日茶禅書文展チラシ(PDF)


期日: 2019/05/21 〜 2019/05/24
時間: 10:30〜17:30(最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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