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 金秋の10月、中日国交正常化50周年を記念するため、国内外からの青少年たちが「字詩」という独特の方式を通して、中国語習得の成績を披露する。全日本華侨華人社団連合会が主催、日本国際文化芸術教育協会と曁南大学日本学院が共催する2022第一回世界少年児童及び中日書道家『字詩』芸術日本招待展は10月4日に中国文化センターで開幕された。

来賓によるテープカット

 開幕式の前に、日本女性琴童楽団の子供達はご来賓に素晴らしいピアノの生演奏をした。熟練した指の使い方による流畅な音色でイベントの序幕を開いた。

ピアノの生演奏

高原龍一による主催者挨拶

 全日本華僑華人社団連合会の高原龍一執行会長、中国文化センターの羅玉泉センター長、日中協会の瀬野清水理事長、東京学芸大学の草津祐介教授、日本華人文連の晋鴎主席、日本国際文化芸術教育協会会長の王瑩などのゲストが開会式でそれぞれ挨拶した。「字詩」という特別な形式で中国語を学ぶことで、子供たちに中国語の基礎となる漢字を理解しやすく効果的に身につけてもらい、楽しみながら勉強してもらおうという声が上がっている。今回の展覧会は海外における中国語教育モデルの多元化と革新発展のためにより多くの参考になることを期待する。

羅玉泉による挨拶

瀬野清水による挨拶

晋鴎による挨拶

草津祐介による挨拶

 来賓挨拶後、中日両国の子供達は音楽の朗読、合唱で「字詩・数字」、「字詩・時間」などのショーによって、中国語学習の成果を披露した。最後に、睦新中国語学校の先生たちは「字詩・中国人」を朗読し、祖国建国記念73周年を祝った。

王瑩による挨拶

「字詩・時間」のショー

「字詩・中国人」の朗読

 『字詩』(別名『千字詩』)、曁南大学華文学院の王漢衛教授は国内外の少年児童のために中国語創作を学び、、長年研究による創作した組詩、国家の著作権局にも登録された。『字詩』は51首の短詩から構成され、全文の総字数は3000余で、重複しない字種は2000近くあり、「字、語、文、編、言語、文学、文化」を一体化し、精緻に洗練され、朗々と口を開き、趣が奥深い。『字詩』は朗読、歌唱、舞踊、書道、絵画などの多種の方式を融合して学習しやすく、子供たちのために面白く、有益で、効率的な中国語学習の道を開いた。

展示の作品

 今回の展覧会には、世界各地の子供たちが「字詩」をテーマに描いた絵画や書道作品と、中日の書道名家が「字詩」をテキストにして創作した書道や篆刻作品100点余りが展示される。中には中国の書道の大家、杜興友教授が創作した力作15点もある。

展示の作品


期日: 2022/10/04 〜 2022/10/07
時間: 10:30〜17:30(最終日は13:30まで)
会場: 中国文化センター
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