2023年10月23日午後、東京芸術企画および日本水墨芸術協会が主催し、中国文化センターが共催する「山水清音・抒情的大自然 ——王子江・TANKA二人展」の開幕式が中国文化センターで行われた。
テープカット
式には、日中友好協会常務理事の永田哲二氏、全日本華僑華人社団連合会副理事長の張書明氏、日本水墨院会長の村山華凰氏、日本華人美術家協会会長の大竹卓民氏、日貿出版社会長の水野渥氏、国際墨友会会長の小林東雲氏、株式会社チャイナテレビ代表の劉斌氏、世界芸術家連盟主席の程波氏、世界華人撮影家連盟副主席の馮学敏氏、日本華人文聯主席の晋鴎氏、著名ディレクターの郭勇氏、黄山美术社代表取締役社長の陳建中氏、美術評論家の呉波涛氏、NPO法人 アジア芸術文化協会代表の李永亮氏、中国音楽学院客員教授の武樂群氏、千墨会会長の藤崎千雲氏、全日本華人書法家協会主席の高小飛氏など、中日の文化界、芸術界、芸能界を中心に120名余りが出席し、大盛況となった。
感謝を述べる王子江、TANKA父子
来賓挨拶
まず、日本水墨芸術協会会長の王子江氏が主催を代表し感謝を述べた。挨拶の中で王氏は「来日から36年になり、すでに日本は第二のふるさとと言える。二つのふるさとの土地や人々、画業の仲間に対して感謝の気持ちで尽きない。日中の文化・芸術交流がさらに活発化するように尽力していくつもりだ」と語った。
そして、瀬野清水日中協会理事長から寄せられた祝電を式中で読み上げ、続いて、永田哲二日中友好協会常任理事、張書明全日本華僑華人社団連合会副理事長、大竹卓民日本華人美術家協会会長、小林東雲国際墨友会会長、出展アーティストで王子江氏の実子TANKA氏、馮学敏世界華人撮影連盟副主席、羅玉泉中国文化センター長の順でそれぞれ挨拶を述べた。
羅玉泉中国文化センター長はその挨拶の中で「知者楽水、仁者楽山」の名句を引用して「中国には揚子江があり、日本には王子江がいる」と王氏の人望の厚さに言及した。また中国の揚子江流域の広大な自然を描く氏の精力的な作品が、山水を通じて中国の歴史文化を伝播し、中日両国をつないでいると述べ、王子江・TANKA両氏には芸術文化、水墨絵画を通じ中日の友好往来に貢献してもらいたい、とセンター初となる親子展の開幕を祝った。
歌唱・朗唱のパフォーマンス
続いて、100m水墨障壁画をはじめとする王子江氏の芸術の半生をまとめたビデオが上映されると、会場からはその功績や作品の迫力に拍手や感嘆の声が上がっていた。そして著名テナー歌手の程波氏、日本国際文化芸術協会会長の王瑩氏による歌曲と、王子江氏、陰玉慧氏、陽光氏、王瑩氏、怡萍氏による朗唱が披露された。特に程氏が本展のために王子江親子の名前を使って自作した詩を詠いあげると、会場からはとりわけ大きな喝采が上がった。
開幕式終了後は会場でささやかな立食パーティが催され、出席者たちは各自思い思いに作品鑑賞や交流に興じていた。
陳諍駐日本大使館文化部公使参事官
本展は11月2日まで開催し、会期中には中国駐日本大使館文化部の陳諍公使参事官も来館し作品を観賞した。王子江氏の江南の美しい風景を描いた新作水墨山水画やTANKA氏の静謐で神秘的な写真作品が数多く展示された。
◎会場へのアクセスは、当センターのホームページをご覧ください。
日本語 ロケーション /中 文 交通指南
期日: | 2023/10/23 〜 2023/10/23 |
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時間: | 15:30~ |
会場: | 中国文化センター |