五台山にて
2025年5月20日~29日の10日間、2025山西省文化年の活動の一環として、山西省文化観光庁および山西省対外交流合作処の協力により、中国文化センターから派遣された「2025文・芸・旅山西視察団」が山西省各地を交流訪問した。
北京北駅から高速鉄道で大同へ出発
視察団は、団長に元外務大臣政務官の浜田和幸氏を迎え、日中文化制作センター首席代表の工藤圀房氏、東京都日中友好協会副会長で豊島区日中友好協会会長の尾崎隆信氏、全国旅行業協会調査役の菊池辰弥氏、千葉県日中友好協会の金子英隆氏、日本全日本華侨華人社団連合会副会長で日本山西総商会会長の高原龍一氏、日本陝西経済文化協会会長の孫前進氏、全日本華人書法家協会会長の高小飛氏、日本華人撮影交流協会会長の馮学敏氏、日本世界芸術家協会会長の富永程波氏、日中青少年芸術交流協会理事長の潘桂芳氏と会長の高橋陽子女史、日本国際文化芸術脅威協会会長の王瑩女史、青年画家の山田ゆかり女史、㈱遊路社長の志賀建華女史、㈱モントトラベル社長の北畠顕諒氏、同社事業部長の市川裕子女史、小春網総編の王大山氏と、文化芸術界、観光界を中心とした中日友好関係者18名に、中国文化センターから3人が同行する計21名で構成された。
期間中、視察団は大同市からバスで南下しながら雲崗石窟、応県木塔、華厳寺、雁門関、五台山、喬家大院、平遥古城、雲丘山の塔爾坡古村落や氷窟郡、壺口瀑布、運城関帝廟といった山西省の名所を北東から南西を訪問して回った。その後、政令指定都市の太原市に入って晋祠や鐘楼街などを参観した。
平遥古城
壺口瀑布
また、今年2月に東京公演を行った山西省歌舞劇院を表敬訪問して、王軍同院歌舞団党支部書記の案内で展示や歓迎公演を鑑賞し、同院や山西文化旅游庁のリーダーたちとの対談交流会を行った。
王軍歌舞団党支部書記の案内
山西省歌舞劇院の歓迎公演の様子
山西側からは李超宇 山西省文旅庁副処長, 賀建平 山西省歌舞劇院党委書記、路進広 山西省歌舞劇院党総支副書記、劉波 山西演芸有限責任公司副総経理、賀志勇 山西商務国際旅行社総経理、衛建勇 太原舞蹈団団長が交流会に出席し、山西省の文化や観光をどのように発展、宣伝してゆくか視察団のメンバーたちとの忌憚のない意見交換が行われた。さらに、懇親会には趙曙光 山西省文旅庁一級巡視員も出席し、地元の美食を味わいながら視察団との親睦を深めた。
趙曙光 山西省文旅庁一級巡視員
対談交流会
李超宇 山西省文旅庁副処長
浜田和幸元外務大臣政務官
尾崎隆信豊島区日中友好協会会長
菊池辰弥全国旅行業協会調査役
団員たちは、省内の先々の景勝地、文化、美食や現在の山西の様子を五感で味わい、山西省に対する理解を全面的に深め、口々に「山西省が中華文明の発祥発展の要地であることは知っていたが、今回の視察旅行だけでも非常に多種多様な文化観光資源に触れ、素晴らしい体験をすることができた。ぜひより多くの日本人が山西省を訪れるよう、日中双方の官民が協力していければいい」と述べていた。
期日: | 2025/05/20 〜 2025/05/29 |
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