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 中国文化部の「2015海外中国文化センター及び各省庁協力計画」に基づき、中国文化センターは本年、河北省文化庁と共同で、展覧会、公演、民間芸術の実演等一連の文化イベントを通じて河北省の歴史、文化及び自然風景を紹介する。
 
 6月9月午後、当該シリーズの最初のイベントとして、「大美不言-河北省現代美術作品展」の開幕式が中国文化センターにて行われた。河北画院の青壮年画家の水墨画及び油絵作品50点を展示している。
 
 開幕式では、中国文化センターの石永菁センター長が文化センターを代表し、来日された河北省芸術家及び長きに渡り文化センターに多大な支持をいただいている日本各界の来賓に対して歓迎の意を表すと共に、挨拶のなかで「2014年3月、李克強総理が“政府工作報告”の中で“京津冀(北京、天津、河北省)一体化”戦略構想を提出し、河北は交通、インフラ、生産能力構造等領域において、北京、天津と協力して発展していくこととなった。河北省は承徳の避暑山荘等世界文化遺産があり、また海に面した長城“老龍頭”、北戴河等有名な景勝地もある。現在、北京は張家口と共同で、2022年の冬季オリンピックに申請しており、7月末に結果が発表される。このため、文化センターは本年、河北省に関する一連の文化推奨イベントを開催し、日本各界の皆様に河北省の魅力を紹介することとなった。」と紹介した。  
 

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テープカット式典

 
 浜田和幸参議院議員、輿水恵一衆議院議員は挨拶のなかで「“京津冀一体化”構想は広く注目されており、河北省がこの機会に発展することを期待している。また文化センターがより多くの河北省の魅力と文化を紹介することを期待している。2020年、東京でオリンピックが開催されるが、中国の多大な支持と積極的な参画を得られるよう願っている。本日の河北省に対する理解を通して、2022年冬季オリンピックは張口家であると予測でき、我々は河北を支持する。」と述べた。
 
 河北画院の張国君院長は挨拶のなかで「河北画院の作品展が河北省文化庁及び東京中国文化センターの協力による最初のイベントとして来日し出展することができ大変嬉しい。日本の来賓に河北の芸術文化を理解してもらうと同時に、今回訪日した画家たちにも日本芸術の魅力を感じてもらいたい。」と語った。
 
 河北省を広く紹介するため、中国国家観光局駐日本代表処協力の下、会場内に「京津冀」地図や河北風景旅行ガイドマップを設置し、また日本語解説付きの河北旅行風景ビデオを放映するなど、中国文化センターは事前に多くの準備を行ってきた。観衆に河北美術作品を鑑賞してもらうと共に、「京津冀」構想促進の下、現在発展を遂げている河北の全貌を理解してもらうことを主旨としてる。 
 

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記念品の贈呈の様子

 
 開幕式には、中国駐日本大使館の陳諍文化参事官、日中友好協会の岡崎温理事長、日中協会の白西紳一郎理事長、東京華僑総会の林斯福副会長等約50名が出席した。
 
 河北省文化庁の梁扉副巡視員、河北画院の張国君院長より日本の来賓に河北の名窯である定窯、磁州窯の磁器と茶具が送られた。
 
 本展は今月19日まで開催。


期日: 2015/06/09 〜 2015/06/19
時間:
会場: 中国文化センター
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