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 中秋と国慶の佳節を迎え、9月24日から10月2日にかけて、河北省文化庁、中国文化センターの共同主催による「中国無形文化財・唐山皮影(かげえ)芸術展」が開催され、唐山市文化広播電視新聞出版局、唐山群衆芸術館により人物の頭部から情景など約400点の影絵作品が用意され、特製の照明にて展示された。作品の大部分は唐山の無形文化財の伝承者の手により作られたもので、このような規模の唐山影絵芸術展は日本で初となる。
 
 開幕式では、唐山影絵の伝承者による「鶴と亀」、「火焔山」、「巧梳粧」等の優れた伝統的演目が上演されると共に、観衆に影絵の操作を体験してもらうなどの交流が行われた。約30名の中日の小学生が来場、展覧や上演を見学し、積極的に影絵の体験に参加するなどして会場は熱気に包まれた。
 

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子供たちに操り方を説明する様子

 

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中日の子供たちがステージを見学する様子

 

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大人も子供も皮影を体験した

 
 浜田和幸参議院議員、矢倉克夫参議院議員、輿水恵一衆議院議員、総務省審議官、国土交通省の舘逸志政策統括官及び日本の児童劇団や日本の中国民間文化研究家、学者等が各界より出席し、公演を鑑賞し、また多くの来賓が舞台裏で影絵の操作を興味津々な様子で見ていた。
 
 開幕式で、中国文化センターの石永菁センター長が中国無形文化遺産の保護状況について、唐山市文広新局の韋遠東局長が唐山影絵の伝承保護と創新発展についての成果を、唐山市群衆芸術館の郭新明館長が唐山影絵の基本知識と芸術の特徴をそれぞれ紹介した。
 
 展覧会と上演は各界の好評を博した。更に多くの中国無形文化遺産が日本で紹介されるよう願っている。


期日: 2015/09/24 〜 2015/10/02
時間:
会場: 中国文化センター
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