10月13日午後、重慶市文化委員会と中国文化センターの共同主催、重慶美術館の運営による「記憶・重慶民居―中国画作品展」が中国文化センターで盛大に開幕した。これは「重慶文化年」の第五弾イベントで、日本各界の注目を浴びた。
輿水恵一衆議院議員、江崎鉄磨衆議院議員、国土交通省の舘逸志政策統括官、浜田和幸前参議院議員、瀬野清水元駐重慶総領事、日中協会の白西紳一郎理事長、日中友好協会の高野倉和央顧問、東京華僑総会の林斯福会長、日本川渝総商会の刁旭会長及びメディア等が開幕式に出席した。
テープカット
吊脚楼は重慶四川地方の文化遺産で、重慶の特色であり、重慶の吊脚楼は山を背にし、川に面して建てられており、ほかとは違う特徴を有している。本展では重慶美術館所蔵の重慶吊脚楼をテーマとする国画作品42点を展示している。画家たちは中国伝統の筆と墨を用い、重慶四川地方の民家の特色や都市の様子を描き出すと同時に、画家の人文精神を表現している。
来賓と観衆の多くはまだ重慶を訪れたことがないが、会場で作品の数々を鑑賞していると、まるで重慶にいるかのようだと語っていた。瀬野清水元駐重慶総領事は、「2009年から2012年にかけて重慶で総領事を務め、現在は重慶の風土や人物史に関する研究に従事しており、まもなくその作品も出版される。本日の展覧会は改めて私に重慶で仕事をしていた日々を思い出させてくれ、大変懐かしく、近く重慶を旅したいと思っている。」と話した。
元駐重慶総領事の瀬野氏
期日: | 2016/10/13 〜 2016/10/21 |
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会場: | 中国文化センター |