新華社箱根町9月6日報道(藍建中記者)、「2016年中秋節in箱根」を主題とした第四回中日観光交流イベントが6日、神奈川県箱根町の小涌園で開幕した。
本イベントは中国国家観光局駐日本代表処、中国文化センター、藤田観光株式会社による共同主催。中国駐日大使館、外務省、国土交通省観光庁、箱根町等各界人士約300名が開幕式に出席した。
中国駐日大使館の郭燕公使は開幕式で挨拶を行い、「中秋節は中国伝統の祝日で、中華文化の象徴となっている。中日両国は一衣帯水の隣国で、文化も相通じ、中秋節の習慣は唐代に日本へ伝わったことから、日本人は中秋節に対してとりわけ親近感を持っている。」と語った。
更に郭公使は、「箱根は日本で有名な観光地であり、この地で中秋節の文化イベントを開催することは、文化的共感をより容易に呼ぶことができる。中国政府は一貫して中日両国の民間交流を重視し支持をしており、各分野の交流と合作を通じて、両国国民の相互理解と友好感情を促進し、両国関係改善のため良好な環境を築けるよう願っている。」と述べた。
神奈川県の浅羽義里副知事は、「2015年に神奈川県を訪れた外国人観光客は223万人に達し、そのうち中国人観光客は98万人に達した。文化交流と民間交流を通して、日中両国の相互理解の促進を継続し、更に多くの中国人観光客を神奈川県に集めたい。」と挨拶した。
開幕式では、箱根町相洋高等学校の学生が見事な和太鼓を披露し、中国大黄河雑技団の団員たちが麦藁帽や太鼓を使った素晴らしい雑技の演目を演じた。
麦藁帽を使った雑技の演目
太鼓を使った雑技の演目
今回のイベントは11日に終了。イベント期間中はそのほかに中国貴州少数民族写真展も開催し、貴州の鎮遠古城、赤水丹霞等観光地やコーラオ族、ミャオ族、イ族等少数民族の風情を紹介するもので、多くの日本人は写真に魅了され歩みを止め鑑賞していた。
期日: | 2016/09/06 〜 2016/09/06 |
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会場: | 神奈川県 箱根ホテル小涌園 |