「孔子故郷・おもてなし山東省」観光説明会 華やかに日本に登場

　山東省と日本の文化観光の友好交流をさらに深め、日本の観光業界に山東省の深い文化の魅力、美しい自然風景と独特の文化風情をアピールするため、5月24日から28日の間、山東省文化観光代表団の一行22人が日本へ文化観光のプロモーションを行いました。5月25日、代表団は東京の品川プリンスホテルにおいて「孔子故郷、おもてなし山東省」観光説明会を開催しました。東京で中国旅行を実施する観光企業やメディア関係者 140人余りが出席しました。
　

中国駐日本国大使館の陳諍公使参事官による祝辞

山東省文化と旅遊庁二級巡視員の王春生氏による祝辞

　
　山東省文化と旅遊庁二級巡視員の王春生は式辞の中でこう述べました。山東省は「孔孟の郷、礼儀の国」との誉れ高く、中国東部沿海の人口大省、経済大省、文化大省、観光大省です。人口は1億人を超え、中国国内において GDPは上位に位置し、文化資源や観光資源が豊富です。泰山がここに聳えており、黄河がここから海に流れ込み、孔子がここで誕生しました。「おもてなし山東」のブランドは国内外で有名です。斉長城が山東省の大地を縦断し、大運河と黄河がここを通り抜け、3345 キロもある海岸線を持つ「仙境海岸」と言われています。ここ数年、山東省は高品質な観光商品の開発に力を入れており、魅力的で活力に満ちた文化体験ツアー、自然観光ツアー、民俗風情ツアー、美食ツアーなどの商品を発売しました。そこで、日本の友人に山東省の文化ツアー、観光ツアー、民俗ツアー、美食ツアーへの参加を呼びかけています。
　

中国文化センター羅玉泉センター長による祝辞

　
　中国文化センターの羅玉泉センター長は「孔子の故郷である山東省は、文化観光資源が豊富であり、今回の促進会を通じて、より多くの日本国民が山東省と中国をより深く理解し、両国の文化交流と観光協力を促進できると信じています」とあいさつしました。
　

　説明会では、中日両国の参加者が友情と協力について語り合い、山東文化観光宣伝映画「新山東発見」の日本語版が会場で上映されました。宣伝映画に映った山東省の自然風景、人文風情、美食などが人々の興味を引き起こしました。会場では、山東省文化観光庁が世界遺産の旅、斉長城の旅、黄河に沿って海に出会う旅、斉魯文化の旅、斉魯名人の旅、濱海の旅の6つのテーマ商品を発表し、日本人観光客に山東省に来て、絢爛多彩な山東省の風情を味わおうと暖かく呼びかけました。青島市の代表が会場で青島市の文化観光資源について紹介し、お客様に「おもてなす山東」の新しい業態、新しい資源、新しい味わいと新しい格調を実感していただきました。
　

　今回のイベントは、3年ぶりに山東文化観光代表団が日本を訪れたのです。当イベントを通して、山東省と日本文化観光業界の協力と交流のプラットフォームを構築し、日本の観光企業と国民に山東文化観光の新製品、新資源、新業態をより深く理解していただく同時に、山東へ観光、休暇に来るようと暖かく呼びかけています。山東省はチャーター便、クルーズ船などの入国奨励政策を打ち出し、山東へ観光する日本の旅行業者や日本人のお客様により多くの実利をご提供いたします。