9月25日、中国文化センター、中国国家観光局駐日本代表処、藤田観光株式会社の共同主催による「2017年中秋節in箱根」及び第五回中日文化交流イベントが、富士山裾野の神奈川県箱根町のホテル小涌園で開催された。中日各界より約300人が開幕式イベントに出席した。
中秋の月餅の除幕
国土交通省観光庁の志村務観光政策統括調整官、外務省の中原邦之地域調整官、日本政府観光局の山崎道徳理事、箱根町の山口昇士町長及び中国文化センターの石永菁センター長、中国国家観光局駐日本代表処の王偉代表、藤田観光株式会社の瀬川章代表取締役社長らが開幕式でテープカット並びに「2017年中秋節in箱根」のため特注で作られた月餅の除幕を行った。
テープカット式典
郭燕公使の挨拶
箱根は富士山麓に位置し、外国人が検索する日本の観光地のトップとなっている。箱根ホテル小涌園は中日国交正常化の以前より、中国代表団を受け入れてきた。かつて鄧頴超、趙樸初、巴金などがこのホテルに宿泊した。
開幕式では、志村氏、瀬川氏、山口氏らがそれぞれ壇上で挨拶を行い、中国からの旅行者数が大きな伸びを見せていることを称賛した。中国の伝統的祝日である中秋節に際し、中日各界が一堂に会し、中日旅行イベント、「中国世界遺産写真展」、「箱根小涌園の歩み写真展」及び中日伝統音楽舞踊の上演イベントを行うことにより、両国国民の共感を呼び起こし、理解を増進させ、友好を促進している。
会場に駆け付けた中国駐日本大使館の郭燕公使はディナーパーティーの席上で挨拶を行い、「“中秋節in箱根”のイベントは今年で五回目となり、中日民間の友好交流の架け橋となっている。中日友好の基礎は民間にあり、観光交流は中日民間友好交流において非常に重要な部分を占めている。昨年、訪日中国人観光客は637万人を突破し、訪日外国人観光客の中でトップとなった。中日各界が共に努力し、観光など各分野における二国間の協力をより一層深化させ、両国国民の相互理解と友好的な感情を増進させ、中日関係の改善と発展に新たな貢献を果たすよう願っている。」と語った。
中国民族音楽
日本舞踊
開幕式と夜には旅日華人アーティストが中国民族楽器で中日の名曲を演奏し、日本の「曼殊沙華」国際文化交流舞踊団が独特な日本の民族舞踊を上演し、素晴らしい公演に観衆の拍手が鳴り響いていた。
イベントは29日まで開催。中日の各メディアで報道された。
期日: | 2017/09/25 〜 2017/09/29 |
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会場: | 箱根ホテル小涌園 |